スイスポ ヴィッツ 先代フィット…100万円以内で中古買えるスポーツコンパクト10選

■デミオ15MBと先代デミオスポルト

現在はマツダ2に改名されたデミオ最終型の競技向け車両、15MB。1.5Lエンジンに6速MTを組み合わせる
現在はマツダ2に改名されたデミオ最終型の競技向け車両、15MB。1.5Lエンジンに6速MTを組み合わせる

デミオ15MBの中古車情報はこちら!

3代目デミオは従来のハイトールボディを捨てて本格的なハッチバックとして生まれ変わった。写真は7速スポーツモード付CVTに加えて5速MT仕様も用意するデミオスポルト
3代目デミオは従来のハイトールボディを捨てて本格的なハッチバックとして生まれ変わった。写真は7速スポーツモード付CVTに加えて5速MT仕様も用意するデミオスポルト

3代目デミオスポルトの中古車情報はこちら!

 続いては国産自動車メーカーの中でMT車を多く設定しているマツダだ。現在はマツダ2というネーミングになっているデミオをピックアップした。現行型のマツダ2、最終型のデミオには15MBというレース参戦用モデルがラインアップされていて、走りの楽しさはお墨付きだ。

 まずは2014年9月に登場した最終型のデミオから。先代モデルと比べて、ボディサイズは拡大されたが、5ナンバーをキープした。スカイアクティブテクノロジーをフル搭載し、高い実用性と走行性能を両立している。

 搭載されているエンジンはデビュー当初は1.3L直列4気筒ガソリンエンジンと1.5L直列4気筒ディーゼルターボの2種類だったが、2018年8月に行われた商品改良で1.3Lエンジンは1.5Lエンジンへと変更された。

 モータースポーツ参戦車両の15MBは2015年に登場し、ハイオク仕様の1.5Lガソリンエンジンとギヤ比を6速MTが組み合わされており、ほかのモデルとは仕様が異なっている。

 先代デミオは2007年に登場。これまでのハイトワゴンスタイルを捨て、コンパクトハッチバックへと路線変更した。スポーツグレードとして「SPORT(スポルト)」が設定されており、1.5Lガソリンエンジン+5速MT/7速スポーツモード付CVTというパワートレイン搭載。

 ボディ補強をはじめ、専用チューンの施されたサスペンション、フロント14インチの大径ブレーキ、専用16インチアルミホイール&タイヤを装着。さらに、専用の外観デザインを採用し、ほかのモデルとは差別化が図られている。

 現在、最終型デミオの中古車は約2000台流通していて、そのうちMT車は105台。そのうち62台が100万円以下となっている。

 その半数を占めるのが1.5Lディーゼルエンジン搭載車で、低回転域からビッグトルクを発生するディーゼルエンジン+MTの組み合わせはこのデミオでしか味わえない。1.5Lの15MBの流通台数は12台だが100万円以下は3台しかないが、120万円以下のモデルも多いので検討の対象に入るだろう。

 そして、旧型デミオの中古車のなかでMT車は59台。そのうち56台は50万円以下で購入可能となっている。スポーティグレードのスポルトは100万円以下で17台。50万円以下だと約15台購入可能だ。最上級グレードらしく、キーレスエントリーやHIDヘッドライトなど快適装備が充実しているのも魅力。

■ヴィッツのスポーツグレード、1.5RSやG’sが100万円以下で手に入る

最終型ヴィッツのスポーツグレード、RS。5速MTと1.5Lガソリンエンジンを組み合わせる。流通している多くの個体が100万円以下で手に入るお手頃なモデルとしてぜひともオススメしたい1台だ
最終型ヴィッツのスポーツグレード、RS。5速MTと1.5Lガソリンエンジンを組み合わせる。流通している多くの個体が100万円以下で手に入るお手頃なモデルとしてぜひともオススメしたい1台だ

ヴィッツ1.5RS/G’Sの中古車情報はこちら!

ヴィッツG’Sは専用デザインのバンパー(フロント・リア) 、フロントグリルや大型マフラーを採用するとともに、“G’s”エンブレムをフロントフェンダーならびにバックドアに配したほか、フロントLEDイルミネーションビームやブラック加飾のヘッドランプ・リアコンビネーションランプなどにより、圧倒的な存在感を表現
ヴィッツG’Sは専用デザインのバンパー(フロント・リア) 、フロントグリルや大型マフラーを採用するとともに、“G’s”エンブレムをフロントフェンダーならびにバックドアに配したほか、フロントLEDイルミネーションビームやブラック加飾のヘッドランプ・リアコンビネーションランプなどにより、圧倒的な存在感を表現

 最後に紹介するのは、ヤリスへと名称変更され最終型となったトヨタヴィッツだ。最終型のヴィッツは2010年に登場し、2020年まで10年間販売されたコンパクトカーのロングセラーモデルだ。

 マイナーチェンジも2014年、2017年に行い、外観デザインが大きく変更されている。搭載するパワートレインは、1L直列3気筒エンジンをはじめ、1.3L&1.5L直列4気筒エンジン。そして1.5Lエンジン+モーターのハイブリッドと多彩だ。

 スポーツグレードとして、RSやG’sなどが設定されている。現在最終型ヴィッツの中古車は約2500台流通していて、そのうちMT車は118台。さらに100万円以下と絞ると56台まで減少する。50万円以下でもRSを手に入れることができ、100万円ならば、RS G’sも手に入れることが可能。

 このモデルはボディ剛性の向上やコーナリング性能を向上させるフロントパフォーマンスロッドの追加。さらに専用チューンを施したサスペンションなどを搭載したコンプリートモデル。これほどのスペックのクルマが100万円以下で手に入るのは魅力だ。

 こうしてみると、まだまだ100万円以下で手に入るスポーツコンパクトのMT車は見つかるモノです。しかしいつまでもあるとは限らないので、早め早めの購入は心がけたい。今回紹介したモデルの中ではワークスブランドが手がけたヴィッツ、マーチ、コルトはオススメです。

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