スイフトスポーツを中古で買うなら先代型と現行型どちらが買いなのか

■狙い目の中古スイスポは?

 先代型と現行型スイフトスポーツの中古車相場がクロスオーバーするのは100万~150万円で、流通台数は旧型が約378台、現行型が約49台となる。

 搭載するエンジンが1.6L自然吸気と1.4 Lターボという違いはあるが、予算150万円以下でスイフトスポーツの中古車を狙うならば、旧型をお薦めしたい。自然吸気エンジンの鋭い吹け上がりはほかに変えがたいものもあるし、ベース車の予算を抑えて、納得いかない部分をチューニングする費用を捻出することができるからだ。

 また、走行すれば燃料代もかさむ。せっかくスイフトスポーツを手に入れても燃料代も出せない……、では悲しい。したがってクルマ代、チューニング代、そして燃料代を含めてできるだけ安く抑えたいという人には旧型スイフトスポーツが狙い目だ。

チューニング代、そして燃料代を含めてできるだけ安く抑えたいという人には旧型スイフトスポーツが狙い目
チューニング代、そして燃料代を含めてできるだけ安く抑えたいという人には旧型スイフトスポーツが狙い目

 走り込んで腕を磨けば、インタークーラーターボキットを装着すれば、現行型にも負けない走りが味わえるはずだ。

 一方、現行型スイフトスポーツの中古車は平均価格が100万円台後半となっている。しかも200万円以下でおろしたて中古車が購入できる。現行型スイフトもどんどんチューニングパーツが開発されているので、しばらくはノーマルで乗り込んで、物足りなくなったらチューニングを施していけばいいだろう。

 結論として、自然吸気エンジンのどこまでも延びていくエンジンフィールを楽しみたく、しかも予算150万円以下に抑えたいというのであれば旧型。予算180万円まで出せる! というのであれば、現行型スイフトスポーツのおろしたて中古車を狙うのが得策と言えるだろう。

【画像ギャラリー】クルマ好きの味方! 先代型と現行型のスイフトをチェック!

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