中古車購入はゴールではない
よく、中古車を安く買う購入法で車庫証明などの申請は自分でやろうと言っているが、これは販売店側からすると、購入前に試乗させてもらおうというのと同じぐらい迷惑な話だと聞いたことがある。
最近の中古車は薄利多売がメインで、こういった手数料で利益を出しているのが現状なのである。

中古車購入は自分の条件にピッタリのクルマを見つけることが最もプライオリティが高いと思われるが、長年中古車業界に携わっていた立場から言うとそれは50点の答えだ。
中古車購入はゴールではなく、その購入した販売店との付き合いの始まりなのである。すなわち、自分の条件にピッタリのクルマを見つけることより、お客であるユーザーに寄り添い、これから始まるカーライフを安心して送れるようにしてくれる販売店を見つけることが中古車購入の成功の秘訣なのだ。
いかにして中古車のプロを味方につけるか
今回のような1000円という爆安中古車の場合は、どれだけ車検期間が残っているかそして、オイル漏れなど機関系のトラブルがないかというのが購入後コストをかけずに乗るためのポイントとなる。
しかし、一般的な中古車購入では目安となる予算は決める必要はあるが、車種やボディカラーなどをギチギチに絞ってしまうと、オイシイ車種を見逃してしまうのである。

どうしてもこの車種に乗りたい!と決まっている人は別だが、この予算内で自分の使用目的に合ったクルマを買いたいという人は車種をできるだけ絞らないほうがいい。
そういうお客様に対して、真摯に対応し自分が考えていなかった提案をしてくれる店こそ、本当に長く付き合える販売店を言えるだろう。
最も、避けたい店は今購入してくれたら、●●円値引きしますというすぐにお金の話をする販売店だ。こういう販売店は購入後に何かトラブルが発生しても対応してくれないといったこともある。
中古車購入は新車と異なり自分の目利き力が必要となる。それでは、シロウトは買えないと思う人はいるかもしれない。しかし、販売店スタッフはプロだ。そのプロを味方に付ければ良い中古車購入は難しい話ではない。
ユーザーに求められるのは、中古車のプロである販売店スタッフを味方にできるかどうかなのだ。販売店のクチコミを信用するのもいいが、やはり販売店に足を運んでこの人にカーライフを任せられると思う人から購入するのがベストだろう。

コメント
コメントの使い方