別記事にて、純エンジン輸入スポーツモデル、、純エンジン輸入大型モデルという2種の絶滅危惧車をご紹介したが、ここでは「純エンジン輸入車」をとりあげる。そう、ごくフツーのクルマでさえも、純エンジン車というだけで絶滅の危険があるのだ!!
※本稿は2024年11月のものです
文:伊達軍曹/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年12月10日号
■次期型はEVの車台にハイブリッドを搭載?:フィアット 500
日本向けの生産は2024年5月をもって終了。次期型は「500e」のEV用プラットフォームに1L・3気筒のマイルドハイブリッド機構付きエンジンを載せるという、かなり変則的なモデルになります。「純粋な500」を堪能したいなら、ディーラーにまだある在庫車を探すに限ります。
【画像ギャラリー】新車はそろそろ見られなくなる!! 今のうちに記憶に残しておきたいフツーのエンジンを積んだフツーの輸入車(28枚)画像ギャラリー■生産はすでに終了し次期型はEVで登場:ルノー トゥインゴ
こちらも現行モデルの生産は2023年いっぱいで終了しており、現在販売されているのはいわゆる在庫分。それがなくなれば「新車は絶滅」ということになります。
次期型はルノーの子会社「アンペア」によって開発されるEVとなり、本国では2026年に量産モデルとして発売される予定です。
【画像ギャラリー】新車はそろそろ見られなくなる!! 今のうちに記憶に残しておきたいフツーのエンジンを積んだフツーの輸入車(28枚)画像ギャラリー■EVの「ID.バズ」に道を譲って近日勇退か:フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン
ワーゲンの7人乗り車「ゴルフ トゥーラン」も、最終生産分の在庫がなくなり次第“絶滅”となる見通し。
次期型は「現代に蘇ったタイプII(ワーゲンバス)」ことID.バズというEVが2025年に発売されるはず。「普通の輸入ミニバン」が欲しいなら、今が最後のチャンスです。
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