元[日産]副社長が[ステランティス]CEOを辞任へ！　クルマ界のビックリニュース3選

　最近では自動車に限らず、多くのモビリティに関する情報を鋭意収集しているベストカー／ベストカーWeb編集部。今回もさまざまな話題が集まってきた中から､ちょっと気になる話題を3つピックアップしてお届けする。

※本稿は2025年1月のものです
文：角田伸幸／写真：ステランティス ほか
初出：『ベストカー』2025年2月10日号

かつて日産副社長も務めたタバレス氏がステランティスCEOを辞任

　ルノーから日産自動車副社長、さらにPSAグループ、ステランティスとキャリアを重ねたカルロス・タバレス氏が、ステランティスCEOを辞任する。

　同社は2023年決算で過去最高益をたたき出したものの翌2024年は一転大減益に。タバレス氏はブランド削減など大胆なコストカットを進めたが、思うような成果が出せなかった。レース好きのカーガイだっただけに非常に残念。

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中国・BYDが2隻目の車両運搬船を就航

　ベストカーWebでも多く取り上げる中国車の躍進だが、売上首位のBYDが2隻目の専用車両運搬船を就航させた。1隻目はすでに2024年1月に就航済みだが、両船を合わせるとBYDの輸送能力は1万台を超える。

　運搬船は主に欧州輸出用だが、欧州は中国車の流入に神経を尖らせており、今後は市場縮小もあり得る。もっともBYDは中南米などでも人気だから、いざとなればそちらへ転用？

埼玉・秩父では今後ドローンが名物に？

　首都圏の観光地として知られる埼玉県秩父市が、ドローン実験のメッカになってきた。過去に送電線上空をドローン航路とする話題を紹介したが、続いてKDDIがドローンによるへき地輸送の実証実験を秩父で行うと発表したのだ。

　5kg程度の物資を10km先へ運ぶというが、店舗の少ない山間部では貴重な配送手段。秩父の活性化にも役立ちそうだ。

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