ベストカー本誌の過去記事から名企画・歴史的記事をご紹介する「ベストカーアーカイブ」。今回はスバル 初代レヴォーグファーストインプレッションの様子をプレイバック!!!(本稿は「ベストカー」2014年5月26日号に掲載した記事の再録版となります)
文:編集部/写真:平野 学
ついに? ようやく? 登場のレヴォーグを4代目レガシィと比較
2014年4月15日、ついに発表されたレヴォーグ。昨年(2013年)の東京モーターショーからすでに公開されていただけに、「まだ発売されていなかったんだ?」と思った読者も多いのではないだろうか。
実は発売時期は当初「グレードによって5月または6月」とされていたのだが、延期されて「全グレードが6月20日から」に変更。理由は、レヴォーグから採用となるスバルの安全装備アイサイト(Ver.3)のユニット量産体制に万全を期すためとのことだ。
で、そのレヴォーグは「歴代最高のレガシィ」と誉れ高かった4代目レガシィ(BL/BP型。2003~2009年)の再来と位置づけられて開発が進められてきた。
そこで4代目レガシィと比較しながら紹介していこう。
まずはレヴォーグ開発の背景だが、現行型レガシィは北米市場を強く意識した大柄なボディサイズとなり、日本では歴代ユーザーからそっぽをむかれることになった。このため、次期型レガシィにはツーリングワゴンがラインアップされず、レヴォーグが後継車の日本市場専用車として開発されることに。
そのベースとなったのは現行インプレッサだが、ボディ後半をストレッチして巧みにステーションワゴンに仕立てている。フロントマスクやリアビューは別物となっているが、ボディラインやドアミラーなどはほぼインプレッサそのままだ。
ボディサイズは全長4690×全幅1780×全高1485mmで、これは4代目レガシィの全長4680×全幅1730×全高1470mmと非常に似通ったサイズ。
現行型レガシィツーリングワゴンが全長4775×全幅1780×全高1535mmとひと回り大きいボディであることを思えば、レヴォーグは間違いなく狭い日本の道路事情を酌んだボディに仕立てている。
エンジンは、1.6Lと2Lの水平対向4直噴ターボのDIT2本立て。このターボエンジン2種類のみのラインアップとなり、スポーティな走りがレヴォーグのウリ。
さらに両エンジンとも「Sグレード」にはビルシュタイン製ダンパーやアルミ鍛造フロントロアアームなど走りをレベルアップするアイテムを装着。このあたりは高張力鋼板やアルミパーツを使った走りの質の高さを誇った4代目レガシィのコンセプトを踏襲する。
プロトタイプに試乗した国沢光宏氏は「SグレードだけでなくKYB製の標準グレードもなかなか。上質な乗り心地は4代目レガシィを大きく凌ぐ」と評価。
また、インテリアでは高い質感を徹底的に追求。ベースのインプレッサと同様ソフトパッド仕上げのダッシュボードにピアノブラック調パネル、金属調アクセントや加飾を使って引き締めている。このあたりも内装の評価が高かった4代目レガシィ同様だ。ややプラスチッキーな現行型レガシィの内装のクォリティを大きく凌いでいる。
そしてワゴンとしての使い勝手のよさは歴代レガシィでワゴン作りのノウハウに長けたスバルならではといえ、大型のサブトランクやカーゴサイドネットなどを備えているほか、ラゲッジ容量は現行型レガシィ(VDA法で520L)をも上回る522Lを確保。大型のスーツケースをも4個楽々と飲み込む。
●レヴォーグと4代目レガシィの共通点は?
・ほぼ同じボディサイズ
・国内市場を強く意識したスタイリング
・質感を高めたインテリア
・スポーティな走行性能





















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