現行ハイエースは、2004年8月に登場し、すでに16年が経過しようとしている。海外仕様のハイエースは発売されているものの、新型ハイエースの情報がなかなか入って来ないため、いつデビューするのか気になっている人も多いハズだ。
そんなところへ、今月、4月17日に現行ハイエースが一部改良されるという情報が飛び込んできた。
その一部改良の情報とともに、次期ハイエースに関する今わかっているすべての情報をお伝えしよう。
文/遠藤徹
写真/トヨタ
CGイラスト/ベストカー編集部
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2020年4月17日に一部改良、レジアスエースは廃止!!
トヨタは2020年4月17日にハイエース(ワゴン、バン)を一部改良する。従来モデルはほぼ売り切り、すでに先行予約を開始している。
一部改良モデルは、2020年5月1日から生産開始され、納期は5月下旬以降となる予定だ。
今回の改良はフロントグリルのデザイン変更、安全対策強化、法規制対応、燃費測定モードの切り替えなどが主なメニュー。
安全対策はICS(インテリジェントクリアランスソナー)、踏み間違い防止装置が設定され、パノラミックビューモニター、VSC(横滑り防止装置)、電子インナーミラー、オートライト機能追加、ドアアウターミラー、タイヤの騒音規制対応などで、多くがメーカープション設定となる。
またカタログ燃費が、従来のJC08モードから、より実走行に近いWLTCモードに切り替わる。今回はオプション設定の装備品が多いため、車両本体価格は1万~2万円のアップにとどめている。
ハイエースはこれまで全国レベルではトヨペット店の専売モデルで、兄弟車にはネッツ店扱いの「レジアスエース」がある。
2020年5月からトヨタブランドの全車全系列店併売がスタートするに伴い、レジアスエースは廃止され、ハイエースに1本化される。
すでに先行予約は3月下旬から開始しており、全系列店で見積書の作成が可能だが、今のところ、これまでの専売店を優先させており、他系列店で見積書の作成を依頼するとまだできない場合がある。この5月からは横並びで一斉に商談が可能になる見込み。
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