新型マツダ CX-5の最上級グレード「L」は、2WDで407万円。中間グレード「G」より55万円も高い。パワートレーンは同じなのに、その差額を払う価値はあるのか? Lだけの豪華装備と、現実的な選び方をチェックした!
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】画面のサイズ差は気にならず!? 中級と最上級グレードの違いは内装にアリ(6枚)画像ギャラリー15.6インチ、BOSE、本革! Lは車内が別世界
新型CX-5はS、G、Lの3グレード構成。価格はGが2WDで352万円、4WDで375万6500円。Lはそれぞれ407万円、430万6500円で、駆動方式を問わず差額は55万円だ。
全車が2.5Lガソリンエンジン+Mハイブリッドと6速ATを搭載するため、Lを選んでも速くなるわけではない。55万円は、ほぼ装備と仕立てのために払う金額となる。
まず目を引くのが、Gの12.9インチから15.6インチへ大型化するセンターディスプレイ。ノートパソコン級の大画面がインパネ中央に収まり、見た目のインパクトは文句なしだ。
シートはGの合成皮革/レガーヌから本革へ格上げ。前席には暑い季節に背中とお尻の蒸れを抑えるシートベンチレーションが加わり、助手席も6Wayパワーシートとなる。後席シートヒーターとリア用USB Type-C端子2個も標準だ。
さらに12スピーカーのBOSEサウンドシステム、7色から選べるフロントドアのアンビエントライト、ハンズフリー機能付きパワーリフトゲートも装備。外装下部はピアノブラック仕上げとなり、19インチアルミもブラックメタリック塗装となる。まさに「全部盛り」のCX-5だ。
装備をそろえたGとの差は実質32万2300円!
安全・運転支援装備も見逃せない。Lにはアダプティブ・LED・ヘッドライト、渋滞時ハンズオフアシストや車線変更アシストに対応する上級版CTS、ドライバー・モニタリング、ドライバー異常時対応システムなどを標準装備する。
ただしGにも22万7700円の「EX Package」が用意される。これを選べば、BOSE、後席シートヒーター、リアUSB端子、助手席パワーシート、上級運転支援などが追加され、Lとの実質的な価格差は32万2300円まで縮まる。
それでもLには、15.6インチ画面、本革、前席ベンチレーション、アンビエントライト、ハンズフリー式リアゲート、ステアリングシフトスイッチ、ドライバーごとに設定を復元するパーソナライズ機能などが残る。この内容で約32万円なら、豪華すぎるというより、むしろ納得できる差額だ。
一方、大画面や本革にこだわらないなら、GまたはG+EX Packageが合理的。Lは安さで選ぶグレードではなく、CX-5を長く所有し、乗るたびに上質感を味わいたい人のための1台。装備を使い切れる人には、55万円以上の満足感を返してくれそうだ。
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