2026年7月、レヴォーグ レイバックにストロングハイブリッドのS:HEVが加わった。なかでも驚かされるのが、プレミアムブラックS:HEV EXの424万6000円という価格。ガソリン車のブラックセレクションとまったく同額なのだ。低燃費とモーターの力強さ、本革内装まで手に入る注目グレードの買い得度を検証しよう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】エンブレムまで黒い!! 黒すぎグレードの正体がコレ(5枚)画像ギャラリー黒い本革内装にストロングハイブリッドまで付く
プレミアムブラックS:HEV EXは、160psを発生する2.5L水平対向エンジンに、最高出力119.6ps、最大トルク270Nmの駆動用モーターを組み合わせる。モーター主体で走れる領域が広く、発進時は静かで滑らか。アクセルを踏み込めば、車重1690kgのボディを力強く加速させる。
WLTCモード燃費は19.0km/L。1.8Lターボを積むブラックセレクションの14.1km/Lを4.9km/L上回る。燃料タンクはどちらも63Lなので、長距離を走るほど航続力と給油回数の差を実感しやすい。
装備も決して簡素ではない。ブラックの本革シートやブラックルーフ&ピラートリム、シルバーステッチ入りの内装を標準装備。ブラック塗装+切削光輝の18インチアルミホイール、ブラックのドアミラーやルーフアンテナも備え、スポーティな雰囲気で統一される。
さらに2モードのX-MODE、ステアリングヒーター、12.3インチフル液晶メーター、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ、デジタルマルチビューモニターも標準だ。安いから装備がスカスカ、というグレードではない。
同価格でも装備は違う! パワートレーン重視の1台
では、なぜ上級のプレミアムS:HEV EXより27万5000円も安いのか。プレミアムブラックS:HEV EXは、タン色のナッパレザーではなく通常の本革を採用。ハーマンカードンサウンドシステム、ハンズフリーオープンパワーリアゲート、後席シートヒーターも標準装備から外れ、必要に応じてオプションで追加する構成となる。
同価格のガソリン車、ブラックセレクションは、ハーマンカードンやハンズフリーオープンパワーリアゲートを標準装備する。さらに最低地上高は、プレミアムブラックS:HEV EXの180mmに対して200mm。雪深い地域や荒れた道ではガソリン車に分がある。
つまり同じ424万6000円でも、ブラックセレクションは快適装備と悪路での余裕を重視。プレミアムブラックS:HEV EXは、ストロングハイブリッドと燃費性能へ重点的に予算を振ったクルマだ。
上級オーディオや後席の快適装備が不要で、黒い本革内装とS:HEVの走りが欲しいなら、プレミアムブラックS:HEV EXはかなり魅力的。必要な装備だけを追加できる点も含め、レイバックS:HEVの現実的な本命といえそうだ。
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