ルーミーより燃費いいのに!? スズキ「ソリオ」がもっと売れてもいい理由

ルーミーより燃費いいのに!? スズキ「ソリオ」がもっと売れてもいい理由

 トヨタの大人気モデルである「ルーミー」。2025年は9万5221台を登録し、登録車販売台数ランキングでは堂々の5位にランクイン。2026年上半期も5万2342台を登録し、前年を上回るペースで推移するなど、コンパクトなスライドドア車の定番となっています。

 そのルーミーのライバルであり、クルマとしての出来では決して引けを取らないのが、スズキ「ソリオ」です。ソリオも2025年に5万4417台を登録するなど、高い支持を得ていますが、ルーミーの圧倒的な販売力の前に、販売台数では一歩譲っている状況です。

 しかし、両車を比べると、後席の快適性や燃費、安全装備など、ソリオならではの強みは少なくありません。「隠れてないけど隠れた名車」であるソリオのよさを、全力で紹介します。

文:吉川賢一/写真:SUZUKI

【画像ギャラリー】隠れてないけど隠れた名車!! 5ナンバーサイズで両側スライドドアを装備する、スズキ「ソリオ」/「ソリオ バンディット」(18枚)画像ギャラリー

2025年の販売台数はルーミーの6割弱……でもソリオが勝るところは多い!!

 スズキ「ソリオ」は、全高のある5人乗りの車体に両側スライドドアを備えたコンパクトカーです。同社の軽トールワゴン「ワゴンR」の全長と全幅を拡大したうえで1.0Lエンジンを搭載した「ワゴンRワイド」の流れをくむモデルで、現行型は2020年12月に登場したモデルです。2025年1月にはフロントマスクやパワートレイン、安全装備などを変更する一部仕様変更が実施されました。

 スズキの登録乗用車をけん引する主力モデルであり、ここ数年は同社の登録乗用車で年間販売トップを維持しています。2026年上半期も(同社登録乗用車販売の)首位こそ「ジムニー」に譲ったものの、2万8596台を登録し、前年同期比98.2%と、引き続き堅調に売れています。

 しかしながら、同じく5ナンバーサイズのトールワゴンであるトヨタ「ルーミー」との販売台数の差は大きく、2025年の販売は、ソリオの5万4417台に対し、ルーミーは9万5221台。乗用車ブランド通称名別順位でも、ルーミーの5位に対して、ソリオは18位に終わっています。2026年上半期でも、ルーミーは5万2342台と、ソリオ(2万8596台)を大きく引き離しています。

 ただ、両車の商品力にそれほどの差があるのかといえば、そんなことはありません。ソリオの車体寸法や装備を詳しく比べると、ルーミーを上回る部分もいくつもあります。

2026年上半期に2万8596台を登録したソリオ。ルーミーには及ばないものの、スズキの登録乗用車を支える主力モデルだ
2026年上半期に2万8596台を登録したソリオ。ルーミーには及ばないものの、スズキの登録乗用車を支える主力モデルだ
全高1700mmを超える背の高いボディと両側スライドドアを備えたトヨタ「ルーミー」。コンパクトなボディで広い室内空間を確保し、ファミリーカーとして高い人気を集めている
全高1700mmを超える背の高いボディと両側スライドドアを備えたトヨタ「ルーミー」。コンパクトなボディで広い室内空間を確保し、ファミリーカーとして高い人気を集めている

ただ広いだけじゃない!! 後席の快適性はソリオの大きな武器

 現行ソリオのボディサイズは、全長3810mm×全幅1645mm×全高1745mm、ホイールベース2480mm。全長はルーミー(全長3700~3705mm×全幅1670mm×全高1735mm、WB2490mm)より105mm長い一方、全幅は25mm狭く、狭い住宅街や駐車場でも扱いやすいサイズです。

 このコンパクトサイズでありながら、車内は圧巻の広さ。室内長は2500mmで、ルーミーの2180mmを320mm上回ります。後席の足元と頭上には十分な空間があり、大人が座っても窮屈さを感じにくい空間が確保されています。

 とくに注目したいのが、後席の左右独立式スライド&リクライニング機構です。乗る人の好みに合わせて左右別々に調整できるほか、後席を前方へスライドさせれば、そのぶん荷室を広げることもできます。乗員を優先するときは後方へ動かし、荷物が多いときは前方へ寄せるなど、その日の使い方に応じて室内の配分を変えることも可能。荷室側から後席をスライドさせたり、背もたれを倒したりできるレバーも、HYBRID MGを除くグレードに備わります。

 ルーミーも、左右別々にスライドできる6:4分割可倒式リアシートを全車に標準装備し、最大70度までリクライニングできますが、ソリオのHYBRID MGを除くグレードには、ルーミーには設定されていない後席センターアームレストが標準装備されます。長距離移動中に腕を預けられることは、後席で過ごす人にとってうれしい違いです。

 同じくHYBRID MGを除き、運転席と助手席の背面には、後席用のパーソナルテーブルも標準装備されます。ルーミーにも同様のシートバックテーブルはありますが、メーカーオプションのコンフォートパッケージ(3万4100円)に含まれる装備です。後席センターアームレストと左右のテーブルを中間グレードのHYBRID MXから標準装備していることは、ソリオの強みといえます。

 もちろん、両側スライドドアを備える点もソリオの魅力。狭い駐車場での乗り降りや、子どもをチャイルドシートへ乗せる際に便利です。両側スライドドアのコンパクトカーといえば、「シエンタ」や「フリード」も人気ですが、3列目を必要としない家庭なら、シエンタやフリードほどの全長は要らないこともあるでしょう。必要以上に大きくせず、普段使う場所をきちんと広くしたことが、ソリオの巧みなところです。

左右独立式のスライド&リクライニング機構を備えるソリオの後席。HYBRID MGを除き、センターアームレストも標準装備する
左右独立式のスライド&リクライニング機構を備えるソリオの後席。HYBRID MGを除き、センターアームレストも標準装備する

次ページは : 燃費は22.0km/L、安全装備も充実!! ソリオがルーミーを上回るところ

40秒で完了!グーネット買取のかんたん車査定 ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

日産スーパーSUV計画!!!「ベストカー 10月26日号発売!」

日産スーパーSUV計画!!!「ベストカー 10月26日号発売!」

ベストカー 10.26号 定価 650円 (税込み)  夏も終わったなぁ感傷に浸るのもつか…

あなたの愛車が高く売れる!

電話が一切こない新査定「マイカースカウト」

個人情報入力なし! 営業電話なし! 平均37.5万円UP!※

※ 買取店からの買取提示額(上限額)の差額平均
(2025年10月)

情報登録完了後、すぐに提示価格が届きます まずはお試しください!

登録後の流れ

登録後の流れ 1 愛車の情報を入力 2 買取店から価格が届く 3 提示価格を確認

提供:carview!