2010年12月に登場した2代目スズキ・ソリオは、それまでの「ワゴンRの幅を広げたモデル」から脱却し、新開発のコンパクトカー専用プラットフォームを採用した歴史的転換点となるモデルです。 取り回しやすいボディに、後席両側スライドドアと広大な室内空間を凝縮。コンパクトハイトワゴンという新たな市場を切り拓き、その後の三菱・デリカD:2へのOEM供給や、ライバル車誕生のきっかけともなりました。 本記事では、2代目ソリオの使い勝手に優れた内外装デザインやシートアレンジの魅力を、豊富な写真とともに振り返ります。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、スズキ
2代目ソリオの外装
乗って楽しく、使って便利、燃費も優れたコンパクトハイトワゴンをコンセプトに開発された。フロントグリルは透明なものを採用することで、コンパクトながら存在感を演出。
横一文字を基調としたリアコンビネーションランプを採用することで、安定感あるリアデザインに仕上げた。
特別仕様車として後から設定されたブラック&ホワイトⅡはバンパーやホイールのデザインを変更することで、上質な外観に。
2代目ソリオの内装
インパネデザインはT字型をベースにし、奥行き感のある楕円形状を組み合わせることで、室内空間を広く見せる工夫を施した。
内装は灰色と茶色を組み合わせることで、豊かで大人っぽい内装に仕立てられている。さらに光沢感のある表皮を採用。
エアコンルーバーの周りには金属調の加飾を施した。オーディオガーニッシュも塗装を施し、そして革シボを施した素材で包むことで、質感を向上。
シートスライド量165mmの左右独立リヤシートスライドを採用することで、どんな人でも座りやすいシートポジションが取れるように。
パーソナルテーブルを運転席のシートバックに設置することで、ファミリー層がより便利に使える装備も。
4.3インチ液晶バックモニター付CDプレーヤーがメーカーオプションとして用意されていた。
マイナーチェンジ後に設定されたデュアルジェットエンジンを搭載したグレードには、燃費の良い運転状態やエネチャージ作動時のエネルギーフロー、エコドライブ度の採点などを表示する専用メーターを採用。
後席両側スライドドアの開口幅を580mm、開口高を1,230mmとすることで、子供からお年寄りまで年代問わず乗り降りしやすいスライドドアに。
スライドドアの振り出し量を150mmに抑えたことで、日本の狭い道でも問題なく開閉できるドア構造に。
ワンタッチパワースライドドアを採用することで、両手に荷物を持った状態でも開閉が可能に。
荷室はコンパクトカーながら、十分な容量を確保しておりゴルフバッグも積むことが可能になっている。
また後席を折りたたむことで、自転車なども積める広大な荷室スペースを確保できるようになっている。
トランスミッションには、CVTを採用することで常に効率的なエンジン回転数を保つことができるようになり、低燃費化に貢献。
1.2L吸排気VVTエンジンの採用により低・中速域の燃費向上を図りながら、全域で扱いやすいトルク特性を実現。
グレードと価格
グレードは3タイプ用意されており価格は以下の通りだった。
G 138万2850円
X 150万9900円~163万2750円
S 162万4350円~174万7200円


















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