新型エルグランド発売 さらなるド派手顔へ 10年目のマイチェンで起死回生なるか

新型エルグランド発売 さらなるド派手顔へ 10年目のマイチェンで起死回生なるか

 日産はビッグマイナーチェンジモデルのエルグランドを2020年10月12日から正式に発売すると発表した。

 すでに2020年9月14日から先行予約が開始されているが、正式な発売日は10月12日となる。

 実に10年目の改良となる、今回のビッグマイナーチェンジ。どんな内容なのか、解説していこう。


文/ベストカーweb編集部
写真/日産自動車

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2010年8月に発売された現行エルグランドが2度目のマイナーチェンジ

マイナーチェンジ前のモデル
マイナーチェンジ前のモデル
マイナーチェンジ後の250ハイウエイスターS
マイナーチェンジ後の250ハイウエイスターS

 2010年8月にデビューした現行3代目エルグランドが2020年10月12日にビッグマイナーチェンジした。

 今回のマイナーチェンジは2014年1月に行われたフェイスリフトを含む内外装の改良に続く、2度目の大がかりなマイナーチェンジとなる。

 今回のマイナーチェンジでは、グリルを中心としたエクステリアデザインを変更するとともに、全方向から運転をサポートする360° セーフティアシストを全車標準装備とするなど、先進安全技術を拡充させた。

 さらに、漆黒のフロントグリルやフォグランプフィニッシャーなどの専用装備に加え、存在感を際立たせる輝きと力強さを誇る特別仕様車のアーバンクロムシリーズも新たに設定。

漆黒のフロントグリルやフォグランプフィニッシャーなどが装備される250ハイウェイスターSアーバンクロム(特別仕様車)
漆黒のフロントグリルやフォグランプフィニッシャーなどが装備される250ハイウェイスターSアーバンクロム(特別仕様車)
250ハイウェイスターSアーバンクロム(特別仕様車)
250ハイウェイスターSアーバンクロム(特別仕様車)

エクステリア&インテリアのデザイン変更が中心

 エクステリアは、写真をひと目見てわかるとおり、マイナーチェンジ前のモデルよりもインパクトのあるド派手なフロントグリルを採用。

 マイナーチェンジ前のグリルは横桟グリルだったが、新型は緻密な造形で押し出し感とともに、高級感をも感じさせるデザインとなっている。

 グリルは高級感のあるエレガントなサテンクロームと精悍な漆黒のブラッククロームの2種類を用意している。

 ボディカラーは日産の新色であるピュアホワイトパール、ミッドナイトブラック、ディープクリムゾンなど2トーンを含む全5色をラインナップ。

350ハイウェイスタープレミアム/250ハイウェイスタープレミアムのコクピット。内装色はグランドブラック
350ハイウェイスタープレミアム/250ハイウェイスタープレミアムのコクピット。内装色はグランドブラック

 インテリアは、インパネからドアトリムにかけて水平基調に仕立てることでワイドな広がり感を演出。中央にはピアノブラックでまとめた10インチ(8インチから変更)の大型ディスプレイを配し、先進感とプレミアム感のあるインテリアに仕上げている。

 また、その先進感のあるコクピットに合わせたプレミアムシートは、連続したキルティングパターンに変更し、さらに高級かつモダンな印象に仕立てている。

350ハイウェイスタープレミアム/250ハイウェイスタープレミアムのインテリア。7人乗りのコンフォタブルキャプテンシート。トリプルオットマン+中折れ機能付きセカンドシートを装備
350ハイウェイスタープレミアム/250ハイウェイスタープレミアムのインテリア。7人乗りのコンフォタブルキャプテンシート。トリプルオットマン+中折れ機能付きセカンドシートを装備
8人乗りの6:4分割ベンチシート。ベンチシートならではの使い勝手の良さはそのままに、大型アームレストを採用するなどキャプテンシートのような高い快適性を実現
8人乗りの6:4分割ベンチシート。ベンチシートならではの使い勝手の良さはそのままに、大型アームレストを採用するなどキャプテンシートのような高い快適性を実現

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