読者の皆さんが中古車を購入しようと思った時、どこのチェックに重きを置くだろうか? トータルのコンディションや車両本体価格&総支払額は当然として、年式だったり走行距離だったり……とチェック項目は多岐に渡る。しかし、外面も気にするような人なら、“旧型だと気づかれないクルマ”がポイントになることも。モデルライフが長いクルマを選べば問題は解決するのだが、だったら長らくフルモデルチェンジが行われていないモデルが多い日産車がお薦め! ということで、ここではお買い得な中古車が揃う6モデルをピックアップしてみた。
文/FK、写真/日産
【画像ギャラリー】古さを感じさせない! 偉大なるマンネリが魅力の日産車を見る!!(26枚)画像ギャラリーNISSAN GT-R(2007年12月発売)
“誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる”のコンセプトを具現化した、日本が世界に誇るスーパースポーツとして今なお健在のR35型GT-R。
そのデビューは約14年前の2007年12月、その後も年次改良を重ねることによって着実な進化を遂げてきたが、基本設計のレベルが高いがゆえにクルマのカタチそのものが大きく変わっていないことは周知のとおり。
しかし、デビュー当時の新車価格が777万円だったのに対して、最新の2022年モデルではエントリーグレードのPure editionでも1082万8400円にまで跳ね上がり、一般庶民にとってはいっそう“高嶺の花子さん”な一台に。
ならば、低年式の中古車を購入して夢だったGT-Rのオーナーに……という人も少なくないはずだ。しかし、現在の中古車相場は低年式であろうと500万円は下らない高値安定の状況が続いている。新車だろうと中古車だろうとGT-Rオーナーへの道は険しいというのが実情か!?
2代目フーガ(2009年11月発売)
2004年に登場した先代モデルから走・美・快の機能と性能をブラッシュアップした2代目フーガ。多くの新技術を採用してセダンの魅力を満載した2代目はセールスも好調で、発売後1カ月の受注台数は800台の月販目標に対して約5倍となる累計3996台を記録した。
2010年10月にはハイブリッドモデルが登場。操舵時のみモーターが作動する電動油圧式電子制御パワーステアリングやモーターが直接ブレーキシリンダーを作動させる倍力装置を採用した電動型制御ブレーキというふたつの世界初の新技術を搭載。
2015年2月にはエクステリアを一新するとともに世界最高レベルの安全性能を装備するビッグマイナーチェンジを実施。2017年11月と2019年12月にも仕様向上が行われている。そんな日産のフラッグシップ高級セダンだが、現在の中古車市場では100万円以下で買える個体も少なくない。セダン人気が下火な昨今、あえてVIPな一台を選ぶのも悪くない選択かも!?
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