ミッドサイズクロスカントリーオフローダーの「レクサスGX」。注目のランクル250とは基本プラットフォームを共通とする兄弟車。そんなレクサスGXの細部を徹底解剖しよう!
※本稿は2023年10月のものです
文/ベストカー編集部、写真/LEXUS、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年11月10日号
■レクサスらしい上質感を持つオフローダー
プラットフォームはラダーフレームを基本骨格に、フロントにはダブルウィッシュボーン、リアにはトレーリングリンク車軸式サスペンションを採用した、ランクル300、そしてランクル250とも共通のGA-Fを採用する。
そのプロポーションからもわかるように、レクサスGXはランクル250と同時並行して開発されたモデルである。
ランクル250が「ランクルのど真ん中」をキーワードに開発されたのに対し、GXはあくまでもレクサスブランドのオフローダーとして、悪路走破性はもちろんのことだが、オンロードでの快適性、さらにはインテリアの上質さなども併せ持って開発されているのがポイントだ。
エクステリアデザインは写真のとおりだ。エッジを効かせたシャープなサイドパネルなどの基本フォルムはランクル250と共通するデザインテイストだが、スピンドルグリルとシャープで切れ長のヘッドライトを組み合わせたフロントマスクはレクサスらしさをアピール。
フロントバンパーからフェンダーへとつながるラインの造形は無骨さを感じさせるランクル250に対し、GXはスタイリッシュなイメージだ。
インテリアもGXはレクサス車に共通する大型センターモニターを採用するなど、ランクルとは異なった、上級車の香りを漂わせるのが大きな違い。後席で左右独立キャプテンシート仕様が選べるのもGXだけのアイテムだ。
コメント
コメントの使い方素朴な疑問として、トヨタに限らずプラットフォームが一般化してから
ずっと「兄弟車の定義ってなんなの?」って思ってる