トヨタが2024年1月10日にハイエースのマイナーチェンジを発表した。まさかのアースカラー発表で超絶かっこいいハイエース登場となった。細かな改良もなされてハイエースは新たなステージに上りそうだ。
文:ベストカーWeb編集長 塩川雅人/写真:TOYOTA
【画像ギャラリー】このカラーリングはスゲーぞ!! 拡大して画像をチェック(7枚)画像ギャラリー■アースカラー2連発で一般ウケ最強へ
まず改良ハイエースで驚いたのがなんと2色のカラーが追加されたこと。バンのスーパーGLに今回設定されたのが「アースカラーパッケージ」。このパッケージの専用塗色となるのが、ベージュとアーバンカーキ。
このカラーリングがまた素敵なもの。アウトドア需要も高いハイエースだけにこのカラーリングは喜ぶユーザーも多いだろう。
アースカラーパッケージはマットブラックのフロントグリル、ブラック素地の前後バンパーがエクステリアとして特徴となる。このあたりは市場調査を徹底した感じだ。けれどミラーはブラックのほうがよかったかも!?
もちろんスーパーGLだからワイドもミドルルーフも選べる。
■救急車もアップデートされたぞ
ハイエースといえば救急車もかなり大切な存在。今回は完成形ともいえる「ハイメディック」も含めて細かな改良がなされた。ハイエース救急車に「ITS Connect」を標準設定をすることで、救急車が緊急走行中であることをアピールする。
周辺のITS Connect搭載車両に知らせることで救急車の安全な走行を支援し、救急搬送時間の短縮や事故防止に貢献するという。見通しの悪い交差点などで、どこから救急車が接近しているか分からない道路でも安全を確保できる。
一刻一秒を争う救急搬送の現場で、いかに安全に患者を搬送するかという現場の声を拾った形だろう。
また福祉車両のウェルキャブにも改良がなされた。アンカーバー付車いすに、スイッチ操作のみで「ワンタッチ固定」できるBUタイプ、FUタイプを新設定。車いす固定作業の効率化・迅速化に寄与する。
施設やプライベートユースの福祉車両についてもこの改良はありがたいものだ。全方位的に活躍するハイエースだけに今後の進化にも期待したい。
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