■稀代の名車であり、日本自動車史の代表
大ヒットを飛ばし、モデル末期まで安定した販売を続けたBNR32スカイラインGT-Rは、1994年11月7日、惜しまれつつすべての仕様の生産を終えた。
いまだにすごいと思うのは、このR32スカイラインGT-Rが、累計で4万3934台も生産されたことである。(繰り返しいうが、性能を考えれば超バーゲンプライスではあるものの)500万円前後の高額な2ドアのスポーツクーペが、当時、月によっては1000台以上も売れた。後期モデルとして登場したVスペックIIだけでも1300台以上の販売を記録している。
鮮烈な走行性能を披露し、デザインもよかったBNR32スカイラインGT-Rは、稀代の名車といえるし、日本自動車史を代表するクルマといえるだろう。
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