新型レヴォーグを買うと教わる意外な注意書き 令和になって「慣らし運転」復活!??

■高度な制御でハイオクが燃えにくいためのレギュラー推奨

 ハイオクを推奨しないのはなぜか?

 相当のクルマ通でも誤認識しているのがハイオクの着火性。ハイオクはレギュラーより燃えにくいのだった。ハイオクって、耐ノッキング性能はレギュラーより高いのだけれど、少しだけ着火性が悪い。もちろん普通の混合比であれば、ほとんど気にならないくらいの差ながら、希薄燃焼だと厳しい条件になる。

 新型レヴォーグの1800cc直噴ターボ、低負荷域だと普通なら安定して着火しないくらい混合比を薄くしている。直噴でガソリンの濃い場所を作っておき、そこを狙って着火させるそうな。非常に高度な制御を行っており、前述のとおり普通の混合比なら問題なく燃焼するハイオクが、燃えにくくなるほど。

 だから燃費まで悪化します。

令和になって「慣らし運転」復活!?? 新型レヴォーグを買うと教わる意外な注意書き
非常に高度な制御を行っているので、ハイオクが燃えにくくなり燃費の悪化の原因となってしまう

 この件、新型レヴォーグの記事で何度か紹介しましたけれど、私くらいしか書いていないため、知られていない。

 もうひとつ付け加えておくと、燃焼室内にある直噴のノズルにデポジット(カーボン系の汚れ)が付くそうな。走行1万km毎くらいにPEA(ポリエーテルアミン)入りのガソリン添加剤を使うと良好なコンディションをキープできます。

 スバルのエンジン開発担当のエンジニアによれば、添加剤を使わなくても壊れることはないが、敏感な人なら1万kmでPEA投入すると体感できるらしい。

 もちろんスバルの純正PEA入りガソリン添加剤も出ているので、たまに投入したらいいと思う。

 レギュラーガソリンを入れて、70km/h以上で走り、1万km毎に添加剤入れてやれば万全だ。

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