負けちゃいないぜ!!「横綱」ハイエースの陰で細~く長~く売れてる個性派バン&1BOX4選

陰が薄い存在とはいえ、実はいまデリカ D:5が売れている?

負けちゃいないぜ!! 横綱、ハイエースの陰に隠れてるけど、細~く、長~く売れてる個性派4選
2019年に登場した新型。前モデルとは外観が大きく変化。ヘッドライト部分を大幅に変更することで、押し出しの強いフロントマスクに。ワイド感、上質感も大幅にアップした

 2007年1月に登場した5代目デリカのD:5。ビジネスカーの側面ももつハイエースとは使用目的が異なるため単純比較はできないものの、デリカD:5もまたハイエースの陰に隠れた1台ではないだろうか。

 5代目デリカはワンボックスタイプのミニバンでありながら、三菱のオール・ホイール・コントロール思想のもとに採用された電子制御4WDやASCなどで従来モデルから走行性能が向上。 

 また、環状骨格構造のリブボーンフレームや三菱初の運転席SRSニーエアバッグの採用で乗員の安心・安全もしっかり確保。このようにミニバンの優しさとSUVの力強さを融合したデリカD:5は、販売開始後1カ月で月間販売目標の3倍を超える7500台を受注するスマッシュヒットを記録した。

 2018年11月には新型を発表。三菱のフロントデザインコンセプトであるダイナミックシールドの採用でエクステリアを一新するとともに、クリーンディーゼルエンジンと8速スポーツモードATの組み合わせがパワフルかつ静かで滑らかな走りを実現。

 一般社団法人 日本自動車販売協会連合会発表の2021年1~12月乗用車ブランド通称名別順位では三菱車で最上位の36位(1万4790台、前年比132.6%)に食い込み、陰が薄い存在ながらキラリと光る健闘を見せている。

FMCで魅力を増したハイゼットカーゴの快進撃はここからが本番!

負けちゃいないぜ!! 横綱、ハイエースの陰に隠れてるけど、細~く、長~く売れてる個性派4選
2021年12月にフルモデルチェンジを行ってハイゼットカーゴ。658ccの直列3気筒KF型エンジン搭載車の他にターボモデルも設定されている

 全国軽自動車協会連合会が発表した2021年の軽四輪通称名別新車販売台数において、キャブオーバーバンNo.1の7万3026台を記録したハイゼットカーゴ。

 数多ある軽乗用車を含めても全体の7位に相当する販売台数を誇るハイゼットカーゴなだけにハイエースの陰に隠れた存在ではない、というのが正直なところだが、そんなハイゼットカーゴが昨年12月のフルモデルチェンジで11代目が登場したのは周知のとおり。

 近年の軽商用車を取り巻く環境変化に対応するべく、今回のフルモデルチェンジでは商用車初の“DNGA”(Daihatsu New Global Architecture)を展開してプラットフォームを一新するとともにFR用CVTを軽商用車として初めて採用し、燃費・静粛性・発進性といった基本性能を向上。

 最新の予防安全機能であるスマートアシストを採用して安全・安心への高まるニーズにしっかり対応しているところも特筆すべきポイントだ。

 また、より多くの荷物を効率的に積めるよう、車体形状のスクエア化などによってクラス最大の積載スペースも実現。荷室の側面や床面のフラット化など荷物を傷付けることなく、効率的に使用できる使い勝手の良さも魅力なだけに……軽四輪キャブオーバーバンNo.1に一切の死角なし。

【画像ギャラリー】ハイエースだけじゃない! マジで使える4台を再チェック!(17枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!