個性全開!! 斬新すぎるデザインを貫いた結果……「アルシオーネSVX」
耳タコと思う人も多いだろうが、スバルの強烈なこだわりと個性を感じさせるクルマを語るうえでハズせないのはアルシオーネSVXだ。
搭載エンジンは最高出力240ps、最大トルク31.5kgmを発生する3.3リッターの水平対向6気筒DOHC、VTD-4WD(不等&可変トルク配分電子制御式4WD)を採用、Cd値を0.29とするなど、走りをとことん追求した設計が施されていたものの、それらへの注目が薄れてしまった原因となったのが、こだわりすぎたエクステリアデザイン。
イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロによって作り上げられた、グラスtoグラスのラウンドキャノピーを採用した斬新なデザインは、大きな注目を浴びた。というか、注目を浴びすぎたのだ……。しかし、その斬新すぎるデザインは玄人好みであったものの一般ウケはせず惨敗……。結果的にわずか4年で姿を消すことになった。
ただし、中古車市場では人気となっており、現在では800万円を超える価格のものも散見されるほどだ。いま見ても古めかさを感じさせないスタイリングを持つアルシオーネSVX。個性を求めるちょい”クセ強”なクルマが欲しいならアリかもしれない。
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