車内でカラオケ!? あれば便利だけど…なくても困らん!? [珍装備]をまとった実力車たち

■「食事が進み会話も弾む これはもう自宅でしょ」ホンダ・ステップワゴン(2代目)

車内でカラオケ!? あれば便利だけど…なくても困らない!? [珍装備]をまとった実力車たち
1列目を回転させて2列目をテーブルとして使うレストランモードは、まるで自宅にいるかのよう。このほか、2列目を回転させてリビング風に使う対座モードや、ゆったり寝られるフルフラットモードなどにより、どんなシーンにも対応する

 ファミリーカーの新たなスタイルを築き、累計約47万台という大ヒットを飛ばした初代ステップワゴン。

 2代目では、その初代のコンセプトを受け継ぎながらボディサイズをアップ。さらに、フロントショートノーズ設計と低床フラットフロアにより、居住空間も拡大された。そして、利便性の高い装備を採用し、日常での使い勝手が高められたのである。

 そんな2代目のアピールポイントが、さまざまに変化する室内空間。多彩なシートアレンジを得意とするのは初代と同じだが、2代目では画期的な機能を搭載。なんと、1列目シートも回転するようになったのだ。

 これによって可能となったのが「レストランモード」。

 1列目を回転させ、2列目を折りたたんでテーブルにする。そして、3列目と向かい合わせて座ればレストラン風のレイアウトの完成だ。テーブルがあるから、行楽地での休憩や車内での食事などで力を発揮すること間違いなし。

 他社のキャッチコピーを拝借すれば、「ステップワゴン・マイ・ルーム」といった感じか。

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■「アウトドアで活躍間違いなしの新発想ベンチ」日産・ウイングロード(3代目)

 今では衰退してしまった国内のステーションワゴン市場だが、以前は魅力的なモデルも多く、ウイングロードも手頃なサイズで高機能という隠れた実力者だった。

 2005年登場の3代目は、スタイリッシュで使いやすいコンパクトワゴンを目指して開発。躍動感のあるエクステリアや、広くて使いやすいインテリアなどが評価され、幅広い世代から支持されたのだ。

 ワゴンだけにユーティリティ性能もポイントで、後席のリクライニングやスライドだけでなく、助手席の前倒し機能により、多彩なシートアレンジを実現。加えて、一部グレードには耐水性表皮を用いたウォッシャブルラゲッジボードを採用し、汚れたものや濡れたものを気軽に積むことも可能だった。

 そして、注目なのがイージーラゲッジベンチ。これは、ラゲッジフロア後端を引き上げれば、背もたれ付きのベンチに早変わりというシロモノ。

 開発者は「サーフィンなどを楽しんでいる彼氏を彼女が待っているシチュエーション」をイメージして設計したというが、実にユニークな装備である。

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