2025年もコンパクトSUVの人気は続きそう。ヤリスクロスやホンダ ヴェゼルなど、このジャンルには魅力的なクルマが多いが、ちょっと背伸びしたいならアウディQ2の中古が狙い目。フルチェンジしてない現行モデルが150万円台から手に入るぜ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:アウディ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ボディサイドの凝ったプレスラインを見て! Q2のお姿はこちらから!(18枚)画像ギャラリー■Q2今でもカッコいいけど価格がネック…
アウディQ2がデビューしたのは2016年。日本市場には翌2017年に導入された。当時はまだ全長4.2m級のSUVは珍しかったが、Q2はモダンな造形とクーペ風のスタイルで、格上のSUVにも負けない存在感を放った。
当初の日本仕様は1リッター直3ターボ(116ps/200Nm)と気筒休止機能を備えた1.4L直4ターボ(150ps/250Nm)の2種類で駆動方式はFFのみ。2020年には2L直噴ディーゼル(150ps/340Nm)が追加され、翌2021年には1.4リッターエンジンが新開発の1.5L(150ps/250Nm)へとアップデートされている。
しいてQ2のネックをあげれば価格だろう。デビュー当初は1リッター直3に299万円というグレード(1.0 TFSI)があったが、内外装があっさりしていて(※ヘッドライトが非LED、ボディ下端が無塗装樹脂、ホイールが16インチなど)押し出し感に欠けた。
ところがその上位グレード(1.0 TFSIスポーツ)を望むといきなり364万円となり(※2018年には370万円、2019年には386万円に)、1リッターのコンパクトSUVとしてはちと躊躇する値付けになってしまう。ちなみに1.4L直4モデルは当初から400万円オーバーである。
【画像ギャラリー】ボディサイドの凝ったプレスラインを見て! Q2のお姿はこちらから!(18枚)画像ギャラリー■中古ならプレミアムSUVが150万円から!
そんな「高嶺の花」ともいえたQ2だが、現在は中古車が出回り、手頃な価格で手に入れることができる。しかも一度もフルチェンジしていないので、わずかな外装の違いに目をつぶれば、「現行モデル」を名乗ることができるのだ。
ネットの中古車相場をみてみると、2025年初頭には300台程度の流通量があり、一番安い個体は150万円程度で手に入る(走行8万km弱)。グレードは1.0 TFSIスポーツだから装備的にも不満はない。ちなみにQ2は、ACCと衝突被害軽減ブレーキ(アウディプレセンスフロント)が全車標準だ。
頑張って200万円出せるなら、初期型の走行5万kmを切るクルマが候補に入ってくる。オプションの電動テールゲートやTVチューナーが付いた個体を探せば、利便性も高まって長く付き合える1台となるだろう。
現在の最新SUVと並んでも、まったく遜色ない洗練度を誇るアウディQ2。直3モデルはもちろん直4モデルも燃費に優れていて、筆者は高速主体のドライブでリッター20km越えを何度も経験した。Q2には内燃機関の後継モデルはないという噂もある。現行モデルの中古はおすすめだ!
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