4Xeだからこそ味わる楽しみ
一方で、ルビコン4Xeにしたことで新しい楽しみもある。ラングラーは止まっていても楽しいクルマだとよく話しているが、4Xeは電動システムの使い方がさまざまで、燃費や電費を確認しながら走る楽しみもある。
ルビコン4Xeは、15.4kwhのリチウムイオンバッテリーを後席下に搭載している。電動モーターは145psあり、EVモードでは42km(カタログ値)走れる。EVの最高速度は120km/h以上までカバーしており、近距離ならEVラングラーとして走らせることが可能だ。
さらに、バッテリーチャージモードSOC(ステートオブチャージ)を自由に設定でき、例えば出発してから20km(バッテリー残量50%)でSOCをオンにすれば、そこから先はHEVとして走れ、帰路まで50%を残しておくこともできる。
長距離ならバッテリーチャージを100%まで走行しながら回復させることもできるので、ルートの距離や勾配を勘案してバッテリーモードを選んで使っている。回生強度を強めたワンペダルスイッチでの回生マネージメントも抜群に完成度が高い。
ガソリン仕様はレギュラーガソリンであり、満タンで65L。後続距離はバッテリーモードの40kmを加えれば750km近く。平均燃費は11km/L台で、ラングラー・ルビコンであることを思えば相当にいいと言える。
前輪のステアリング切角が最大43度もあり、前後デフロックやアンチスウェイバー(スタビライザー)オフ機能などルビコン標準装備が当然備わる。
マイカーで岩場やオフロードを楽しむつもりはないが、自然災害の多い昨今、普通の車なら行き手を阻まれてしまう場面に遭遇しても生還できる可能性が1%でも高まるなら、その価値はあるのだ。
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