アイドリングストップ常時オフは本当にコスパが良い?燃費節約とバッテリーコストの真実

オフにしておいてよいのでは

 アイドリングストップにはまた、これから迎える夏の時期には、カーエアコンのコンプレッサーも作動させることができなくなるため、信号待ちで送風モードになってしまう、という難点もあります。

 アイドリングストップ搭載車であっても、機能をオフにしておくことで、バッテリーの交換サイクルは長くすることが可能。わずかながらでもCO2の排出低減をできるアイドリングストップ機能ですが、バッテリーの交換頻度が上がることから、本当に環境によい方策なのかも微妙なところ。そのため、コストや使用感が気になるならば、ガソリン車では機能をオフにしておいてもよいのではないでしょうか。

コストや使用感が気になるならば、ガソリン車では、アイドリングストップ機能が搭載されていても、機能をオフにしておいてよいのでは(PHOTO:Adobe Stock_HENADZY)
コストや使用感が気になるならば、ガソリン車では、アイドリングストップ機能が搭載されていても、機能をオフにしておいてよいのでは(PHOTO:Adobe Stock_HENADZY)

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