1月30日に満を持して日本デビューを果たしたジムニーノマド。その人気っぷりは凄まじく、わずか3日で受注を停止した。買いたいという気持ちがありながらも、購入権がない時間は非常にもどかしい。なら、2006年にデビューした5ドアSUVなんてどうだろう?
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】5MT設定も!! ラッシュは低予算で狙える本格オフローダー(10枚)画像ギャラリービルトインフレームを持つ本格的SUVモデル
海外では存在していたものの、日本国内には導入されてこなかったジムニーの5ドアモデル。それがジムニーノマドとして投入されると発表されると瞬く間に注文が殺到し、わずか4日で5万台の受注を集めてあっという間に受注停止となってしまった。
そんなジムニーノマドは幸運にも注文できたとしても納期が3年とも5年とも言われており、中古車がプレミア価格となるのも予想できる事態。そこでジェネリックジムニーノマドとして、オススメしたいのがトヨタ ラッシュ/ダイハツ ビーゴだ!
2006年1月にリリースされたトヨタ ラッシュ/ダイハツ ビーゴは、ジムニーノマドと同じく1.5Lの自然給気エンジンを縦置きし、ビルトインラダーフレームを備えた本格的なコンパクトSUVだ。
FRとなる2WDモデルもラインナップされるが、本命はもちろん4WDで、ジムニーノマドのように副変速機こそ備わらないものの、ボタンひとつで切り替えできるセンターデフロックを備え、オプションでリアLSDも設定。
最低地上高は200mmと余裕のあるものとなっており、悪路走破性ももちろん兼ね備えていた。
【画像ギャラリー】5MT設定も!! ラッシュは低予算で狙える本格オフローダー(10枚)画像ギャラリー低予算で狙えるのもおいしい
気になるアプローチアングルはジムニーノマドを上回る38°(ノマドは36°)、ランプブレークオーバーアングルは24°(ノマドは25°)、デパーチャーアングルは37°(ノマドは47°)となかなかに本格的な数値を実現している。
そしてジムニーノマドよりも優れているのが、コンパクトながら5人乗りとなっているという点と、最小回転半径が4.9m(ノマドは5.7m)に収まっている点で、街中での取り回し性も高いものとなっているのだ。
そんなラッシュ/ビーゴは中古車としてはそこまで豊富に台数があるわけではないものの、2016年まで生産されており、高いものでも150万円ほどの予算があれば十分狙うことができる。
逆に過走行な車両でも50万円前後で販売されているところをみると、根強い需要があることも伺えるので、ジムニーノマドが納車されるまでの間のつなぎとして乗ってもいいかもしれない。
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コメント
コメントの使い方昨日、たまたまダイハツ ビーゴが前を走っていたのだが、背面タイヤカバーに大きめの「TRD」ステッカーが・・・。
ダイハツエンブレムの隣にTRD。
何の略かわかってるのかな〜?
FRベースのフルタイム4WD
運転楽しいですよ
そしてシンプルなシステムで壊れない