テクノロジーノートは教科書か入試問題になってもいいクオリティ
マイナーチェンジ後のカタログに添えられたテクノロジーノートは、全15ページの大作だ。そのうち、詳細な文章ページは13ページにも及ぶ。
パワーユニット・ドライブトレイン・サスペンション・ステアリング/ブレーキ/ホイール・ボディ・安全装備など全9章で綴られ、7章目のオーディオシステムまでを、機能の箇条書きではなく、説明文として記載しているのが特徴的だ。
読めば読むほど、フェアレディZの魅力に引き込まれ、文章としての表現方法も美しく綺麗であることから、そのまま入試問題などに使われても違和感がない。その内容は、クルマに詳しくない人でも分かるように書かれているから、なお素晴らしい。
カタログを見ると、そのクルマに注がれた熱意がよくわかる。様々なクルマのカタログを見てきたが、これほどまでに熱のこもったものは、フェアレディZの他に見たことが無い。
4代目フェアレディZ登場時の熱量が、今の日産にもあればと思うのは筆者だけではないだろう。日産車および、日産ブランドの復活に期待したいものだ。
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