ドアモールの白サビが貧乏くさい!! なぜ高級車なのにこんなものができるのか? 簡単に落ちるのか実体験レポート!!!

ホルツ製ドアモールシャインを使って削りすぎないように慎重に研磨

320番、600番、1200番、3500番の4面になっているサンドブロック
320番、600番、1200番、3500番の4面になっているサンドブロック

 さて、本題のホルツ製ドアモールシャインで研磨開始。ドアモールシャインに付属のブロック4面に320番(著しく劣化した状態)、600番(白サビ進行状態)、1200番(白サビ初期状態)、3500番(最終仕上げ用)が埋め込まれているのだが、愛車のアルミモールの状態は著しく劣化している状態と判断し、320番から施工開始。

 削りすぎないように、サンドブロックを使って慎重に研磨していった。320番で研磨した後、600番で研磨。白サビがちゃんとなくなっているか、確認しながら作業を行っていった。

水をかけながらサンドブロックで研磨していく。かなり根気のいる作業だ
水をかけながらサンドブロックで研磨していく。かなり根気のいる作業だ

 すぐ簡単に落ちると思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかった。白サビはかなり頑固で、3Mのスポンジ研磨剤を補助的に使用しながら、結局320番、600番を5回~6回、1200番、3500番を3~4回ほど研磨した。

3M製のスポンジ研磨剤。極細目(スーパーファイン、320~600番相当)、超細目(ウルトラファイン、800~1000番相当)、超極細目(マイクロファイン、1200~1500番相当)を補助的に使用した
3M製のスポンジ研磨剤。極細目(スーパーファイン、320~600番相当)、超細目(ウルトラファイン、800~1000番相当)、超極細目(マイクロファイン、1200~1500番相当)を補助的に使用した

 すっかりきれいになったら今度はコーティングだ。付属のスポンジに、コーティング剤を染み込ませ、1カ所60秒以内で塗っていく。この際、ボディに垂れたり、対象部分以外に付着したら素早く拭き取ること。完全乾燥は24時間後、雨や水に濡らさないように注意が必要だ。

最後の工程、コーティング剤塗り
最後の工程、コーティング剤塗り

 コーティング後、1日経ってアルミ製モールを見てみると、白サビがよく落ちていて、いかにも施工しましたよと主張しているかのようにピカピカに光っている。苦労した甲斐があったというものだ。

 最終的に見る角度を変えて、細かくチェックしたが、白サビは見事に落ちていた。やりすぎるのもダメ、アルマイト加工が剝げないように慎重しすぎるとなかなか落ちない、微妙な調整が必要だった。

 これでみすぼらしいとはもう言わせない! ぜひ欧州車乗りでアルミモールに白サビができている方がいたら、少し寒いくらいのこの時期にぜひTRYしてみては。

どうですか? キレイになったでしょう!
どうですか? キレイになったでしょう!

国産車用のメッキ加飾ドアモールはこちらを!

社有車のレヴォーグのメッキ加飾が少しくすんでいたが見事に復活
社有車のレヴォーグのメッキ加飾が少しくすんでいたが見事に復活

 輸入車のドアモールの多くはアルミ製のため、ホルツの白サビ&除去&コート剤、「ドアモールシャイン」を使ってキレイになったが、ほとんどの国産車のドアモールはメッキ加飾となる。

 ということで、フロントグリル、左右のドアモールがメッキ加飾の社有車レヴォーグに施すことにした。よく見ると、白サビのような痕が若干あり、フロントグリルのメッキ加飾の部分に、プロスタッフの「魁磨き塾メッキクリーナー」(価格:1067円)を施工。

ドアモールのメッキ加飾の汚れもこの通り
ドアモールのメッキ加飾の汚れもこの通り

 付属のネルクロスに適量をつけて拭き上げていき、液が乾く前に拭き取りクロスで拭き上げていった。クリーナーとコンパウンドのW効果で汚れやくすみを落とし、仕上げに「ツヤ出し保護成分」が表面をコーティング。

 実際、メッキ加飾を拭き上げていくと、クロスは汚れで黒くなっており、見事にグリル回り、ボディ左右のメッキモールがピカピカになった。

 ぜひ、国産車ユーザーの方で、愛車のメッキグリルやメッキモールが、くすんでいたらぜひTRYすべし! 

グリルのメッキ加飾を液に垂らして拭くとこんなに汚れていた
グリルのメッキ加飾を液に垂らして拭くとこんなに汚れていた

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