某番組の俳句コーナーではないが、使える文字数が少ないほど、文章表現は難しくなる。では、おなじみの精鋭自動車評論家たちは、一台のクルマを100文字で評価することは可能なのか? 3人の評論家にホンダ シビックRSを評価していただいた!!
※本稿は2025年3月のものです
文:松田秀士、岡本幸一郎、大音安弘、ベストカー編集部/写真:ホンダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年4月10日号
■ホンダ シビックRSを100文字で評価
【どんなクルマ?】2024年9月発売。1.5L直4・VTECターボに6速MTの組み合わせのみで、本気過ぎない痛快さが魅力だ。
●松田秀士……ハンドリングと軽快さを重視【85/100点】
フライホイールのシングルプレート化でエンジン回転落ちを速め、レブマッチシステムも採用。スプリング&スタビライザーも強化してロール剛性は11%アップ。スポーティでハンドリング重視だが乗り心地も悪くない。
●岡本幸一郎……エンジンの応答性は大改善【80/100点】
従来のMTはエンジンの吹け上がりがガサツでアクセルオフにしても回転が落ちにくく、せっかくのMTが台無しだったが、RSではずいぶんよくなっている。素直なハンドリングとあいまって、確かに走り味は“爽快”だ。
●大音安弘……快適だが刺激はやや弱めか【80/100点】
今や貴重なMT車。タイプR譲りのレブマッチシステムにより、誰でも気軽にMT操作を楽しめる。快適性は高いが、バランス重視の味つけで走りの刺激は弱め。スポーツ性を高める純正リアウィングを装着したい。
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