トヨタが開発中の2台のGR。ファイナルエディションで一旦の区切りとなったGRスープラと、ベストカーの公開取材の場でそそのかされ(?)、開発開始を宣言したGRセリカ。GRスープラは2027年、GRセリカは2028年デビュー予定だ!!
※本稿は2025年8月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ
初出:『ベストカー』2025年9月10日号
登場が予定される2台のGRスポーツ
2026年以降、GRブランドの大物スポーツが多数予定されているが、なかでも注目なのがGRスープラとGRセリカの2台。GRスープラが2027年、GRセリカが2028年に登場する。
スープラはFR、セリカはミドシップ4WDで、ともに2シータークーペ。現在開発中の次世代4気筒、2Lターボエンジンを搭載し、スープラはHEV、セリカは純エンジン車となる。
この2Lターボはエンジンだけで400psクラスと言われており、スープラはモーターと合わせてシステム出力500ps以上を発生。駆動用バッテリーとモーターはシート背後に置かれ、プロペラシャフトは軽量で強靭なカーボン製になるという情報だ。
セリカはトヨタにとってMR-S以来の久しぶりのミドシップスポーツ。それだけに開発経験が不足していることを自覚しており、アルピーヌ A110を徹底的に研究すると同時に、GRヤリスをミドシップ化したレース専用車でスーパー耐久に参戦し、実戦で走りを鍛え上げる方針だ。
ルーフ、前後のフードをカーボン素材として、軽量化も推進。2027年初春の東京オートサロンでプロトタイプを公開し、2028年4月に発売開始というスケジュールだ。
両車ともに6MTと8DATを搭載。価格に関する情報は少ないが、セリカ、スープラともにやはり高価格のクルマになる可能性が高い。ただし、限定車ではなくカタログモデルになるという情報だ。
●トヨタ GRスープラ予想SPEC
・全長×全幅×全高:4385×1870×1290mm
・ホイールベース:2500mm
・車両重量:1550kg
・エンジン:直4、2LターボHEV
・最高出力/最大トルク:400ps/56.1kgm
・システム出力:500ps
・トランスミッション:6MT/8DAT
・駆動方式:FR
・登場時期:2027年
・予想価格:700万〜800万円
●トヨタ GRセリカ予想SPEC
・全長×全幅×全高:4400×1860×1230mm
・ホイールベース:2600mm
・車両重量:1300kg
・エンジン:直4、2Lターボ
・最高出力/最大トルク:400ps/56.1kgm
・システム出力:―
・トランスミッション:6MT/8DAT
・駆動方式:ミドシップ4WD
・登場時期:2028年4月
・予想価格:800万〜1000万円


















コメント
コメントの使い方TOYOTA版やん「MID4(日産自動車)」メカドックに出てたヤツ思い出した。笑
セリカじゃなくてMR2として売れ
昔はセリカの上位車種がスープラだったのに逆転するのか。
まぁ買えないけど復活は喜ばしい。
今の若者はスポーツカーよりワンボックスカーを買ってますよね。
となると、こんなに高性能でもムチャクチャ高いスポーツカーなんて買うのかなあ。
馬力とか最高速度とか加速性能とか、どこの公道を走るのか?
公道で安全に走れる性能で、もっと安くてカッコいいスポーツカーなら乗ってみてもいいけど。
セリカが800万から000万か・・・NSXに対抗する様なレベルのミッドシップになるのかな?