パワーと環境性能を両立させたVTECのよさを存分に味わうことができた名車
その後インテグラは、1993年に2代目に、2001年には3代目に切り替わったが、2007年に日本での販売が終了となった。
ただVTECエンジンは進化を続け、1991年に登場したシビックSiR/SiR IIでは圧縮比やバルブ制御を改良し、リッターあたり106馬力となる最高出力170psを達成。低中速域では扱いやすいトルクと優れた経済性を備えつつ、高回転域では一気に吹け上がる刺激的な特性によって、ホンダの「技術の大黒柱」となった。
残念ながら日本ではモデル廃止となってしまったインテグラだが、パワーと環境性能を両立させたVTECのよさを存分に味わうことができた名車だった。その功績は、今後も語り継がれていくことだろう。
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