英国での価格は約660万円から それでも魅力的!!
国内トヨタのBEVは、現時点でbZ4XとbZ4X Touringの2モデルのみ。国内市場全体を見渡しても、C-HR+のようにデザインや走りの楽しさを前面に打ち出したBEVは多くありません。BEVであっても「カッコよさ」や運転する楽しさを求めるユーザーにとって、C-HR+は魅力的な選択肢になりそうです。
ただ、C-HRはもともと初代モデルから欧州市場を強く意識して開発されてきたモデルであり、2代目C-HRも今回のC-HR+もその流れを受け継いでいます。BEVに対する需要も、欧州とは違い、日本は(拡大傾向にはあるものの)依然として限定的。2025年度の新車販売に占めるBEV比率も約2%にとどまっており、主流になっているとはいえません。
価格もハードルです。C-HR+の英国での価格は3万2995ポンド(約660万円、英国政府のEV補助金1500ポンド含)から。上級グレードでは4万ポンド(約800万円)を超えています。仮に日本で販売されたとしてもかなりの高額車となるでしょう。
それでもC-HR+には、現在の日本市場に少ない「スタイリッシュなミドルサイズBEV」という魅力があります。航続距離や性能だけではなく、所有する満足感やデザイン性も重視するユーザーにとっては、有力な選択肢になり得る存在。とくに343psを発揮するAWDモデルは、国産BEVにはあまりないポーティなキャラクターも備えています。
かつてのC-HRは、実用性だけではなく、大胆なスタイリングや低重心な走りなど、それまでのトヨタSUVとは異なる個性が評価され、国内販売開始翌年の2017年には年間117,299台を販売。SUV新車販売台数1位を獲得しました。
C-HR+もまた、その個性を現代のBEVとして受け継いだモデルに映ります。日本導入のハードルは決して低くありませんが、日本でもこうした選択肢が増えることはBEV市場の活性化につながるはずです。欧州専売のままにしておくには、少々もったいないモデルではないでしょうか。
【画像ギャラリー】日本未導入はもったいなさすぎる!! 欧州でBEVとして登場したトヨタ「C-HR+」(15枚)画像ギャラリー















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