定年後の愛車はセダンが正解!! SUV全盛時代にあえて選ぶべき珠玉の3台

マツダ・MAZDA6 「走る歓びを具現化したマツダのフラッグシップ」

定年後の愛車はセダンが正解!! SUV全盛時代にあえて選ぶべき珠玉の3台
ボディはマツダのフラッグシップにふさわしいサイズで、2018年(アテンザ時代)の大幅改良で前後の意匠を刷新。大人の落ち着きを感じさせるデザインへと深化した

 20年以上にわたってマツダが掲げてきた「走る歓び」。それはスポーツモデルに限ったことではなく、2024年まで国内で販売されていたMAZDA6にも当てはまることだ。

 マツダブランドを鮮明化するべく、アテンザから世界共通名に改称して再スタートを切ったMAZDA6は、「本質にこだわる大人が夢中になれる、落ち着いたエレガンスと爽快なダイナミクスを兼ね備えたドライバーズカー」をコンセプトに開発。躍動感と品格を感じさせるエクステリアや、上質な素材で落ち着きのあるインテリアを実現し、フラッグシップセダンらしい存在感を放った。

 エンジンは2リッターと2.5リッターの自然吸気ガソリン、2.2リッターディーゼルターボを設定。2022年までは2.5リッターターボも用意されていた。

 そして、理想的なドライビングポジションや広い視野など、ドライバーが安心して運転を楽しめるコックピットも追求。クルマの高性能化だけでなく、ドライバーの運転環境を整えることで走る歓びを具現化しているのだ。

 そんなMAZDA6、中古車市場での物件数はそれほど豊富ではないが、探すのに苦労するほどではない。

 最も流通量の多い2.2リッターディーゼルターボは200万円前後から、2.5リッター自然吸気も同程度の価格で探すことができる。さらに、2リッター自然吸気なら150万円強から選ぶことが可能だ。

 セダンと言っても、純粋なパワーや速さを求めたらスカイラインやWRX S4などを選べばいい。しかし、強大なパワーがあっても持て余してしまうし、通常の使用用途では4WDだって不必要。高いパフォーマンスよりも気持ち良く、そして楽しく走るフィーリングを重視したのがMAZDA6というわけだ。

日産・フーガ 「セドグロ譲りの高級感と質感はさすが」

定年後の愛車はセダンが正解!! SUV全盛時代にあえて選ぶべき珠玉の3台
抑揚のある造形のエクステリアは、ビッグマイナーチェンジで前後のデザインを一新。プレミアムセダンの高級感とスポーティな躍動感を高次元で融合させ、存在感を際立たせた

 長らく日産のフラッグシップを担ってきたセドリック/グロリア。その両者に代わる存在として2004年にデビューしたのがフーガだ。

 初代は、最上級パーソナルセダンながら「高級スポーティセダン」として登場。ダイナミックなルックスとともに、新開発サスペンションとV6エンジンによる走行性能で多くのファンを作った。

 2009年にモデルチェンジした2代目は、初代の特徴を継ぎながら「走・美・快」の最高峰を作り出すことを追求。フラッグシップセダンとしてのレベルも高められた。

 FRらしいプロポーションのボディは抑揚のある造形となり、インテリアは木目などを採用して華やかにしつつ質感をいっそう向上。高級サルーンにふさわしい空間に仕立てられている。

 エンジンは3.7リッターと2.5リッターのV6、3.5リッター+モーターのハイブリッドを用意。スポーティグレードのタイプSは、チューンドサスペンションや4ポットブレーキキャリパーなどを採用した走りのセダンだ。

 そして2015年にはビッグマイナーチェンジを実施。前後のデザインを一新し、インフィニティバッジを装着(後に再び日産マークへ変更)。さらに、PFCW(前方衝突予測警報)をはじめとする安全装備も大幅に強化されたのだ。

 この2代目は13年も販売される長寿モデルとなり、高級セダンとはいえ相応な台数が中古車市場に流通している。パワートレインの比率はハイブリッドが35%、ガソリン3.7リッターが33%、同2.5リッターが32%とそれぞれに大きな偏りはない。

 ビッグマイナーチェンジ以降の後期を中心に相場を見ていくと、ハイブリッドでも120万円程度から狙える。ガソリンは排気量による差はほぼなく、どちらも100万円以下から狙え、150万円ほど予算をみればかなり選択肢は広がる。

 この相場は新車価格を考えるとかなりリーズナブル。リタイア後に選ぶ愛車としてお薦めしたい最高級セダンだ。

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