「自慢のSKYACTIV技術で走りと燃費を両立」 マツダ・CX-30
現在のSUV市場において、一大勢力となっているマツダのCXシリーズ。その中でCX-3とCX-5の間を埋めるべく2019年に登場したのがCX-30だ。
魂動デザインを表現したエクステリアは、伸びやかなクーペの美しさと大胆なSUVの力強さを併せ持ったもの。
ボディサイズは全長全幅(4395×1795mm)こそキックスと大差ないが全高は1540mmしかない。これは立体駐車場を考慮したもので、都市部のユーザーには助かる。
このサイズでも室内は大人4人が快適に過ごせる空間。前席はCX-5と同等のカップルディスタンスを実現し、後席はフロア高を低くして頭上空間を確保した。
CXシリーズといえば走りの良さ。プラットフォームはMAZDA3と共用だが定評のあるサスペンションをブラッシュアップ。SKYACTIVエンジンやi-ACTIV AWD、G-ベクタリングコントロールといった技術を投入し、走りの気持ちよさと安心感、優れた燃費性能を実現している。
ただ、現在販売されている2リッターMハイブリッドと2.5リッターMハイブリッドの燃費は前者が16.2km/L、後者が15.5km/L(4WDは14.5km/L)で、ライバルと比べると物足りなさを感じる。
とはいえ、2リッター(FFのみ)は264万円からだし、売れ筋と思われる20Sでも273万4600円。手頃な価格帯は魅力だ。
「日本を代表するベーシックカーのSUVモデル」 トヨタ・カローラクロス
2021年にシリーズ初のSUVモデルとして日本に投入されたカローラクロス。実力派揃いのトヨタSUV群の中でも、ヤリスクロス以上RAV4未満という重要なポジションを担うモデルだ。
都会的で堂々としたプロポーションのボディは、全長4455×全幅1825×全高1620mm(GRスポーツを除く)とキックスよりもひと回り大きい。ただ、最小回転半径だけを見ればわずかだがこちらのほうが小さく、取り回し性は悪くはなさそう。
ボディサイズが大きいゆえ5人乗車でもクラストップレベルの荷室を確保。後席を倒せばロードバイクの搭載も可能だという。
2025年の改良でガソリン車は廃止されたため、現在はハイブリッドのみ。1.8リッターエンジンを採用したハイブリッドシステムは2023年の改良で電動モジュールが刷新され出力、燃費ともに向上。FFは26.4km/L、4WDは24.6km/Lを達成し、2リッターのGRスポーツは23.3km/Lとなる。
グレード構成は基本的に3種で、ハイブリッドSとハイブリッドZ、GRスポーツの3つ。ハイブリッドS(FF)は300万円を切るが、上級のハイブリッドZ(FF)は361万3500円に跳ね上がってしまう。
ただ、安全装備はフルだし大型ディスプレイや本革/ファブリックシートも標準となるので、割高感は薄いかもしれない。
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