2026年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」。平成28年(2016年)熊本地震から10年、再び住宅の倒壊や土砂災害、火災などの甚大な被害に見舞われました。
大地震はいつ起こるか分からず、運転中や高速道路の渋滞中に強い揺れに襲われる可能性もあります。走行中に揺れを感じたら、どのようにクルマを停止させればよいのでしょうか。渋滞中の対処から、クルマを置いて避難する際のルール、車中泊で注意したい健康上のリスクまで、地震発生時にドライバーが知っておきたい行動を紹介します。
文:yuko/アイキャッチ画像:Adobe Stock_momo2oki/写真:Adobe Stock、写真AC
【画像ギャラリー】クルマに乗っていたら大地震発生!! ど…どうする? ケース別対処法と「その後」の話(13枚)画像ギャラリーまずは慌てずに速度を落とし、ハザードランプを点灯させ道路の左側へ
2026年7月28日、熊本県熊本地方で発生した「令和8年熊本地震」。宇城市と氷川町で最大震度7を観測し、熊本県内を中心に大きな被害が広がりました。
道路交通も大きな影響を受けました。九州自動車道や南九州自動車道をはじめ、多くの道路が通行止めとなり、橋梁の損傷や路面の段差、ひび割れなども発生。信号機が停止した地域もあり、被災地周辺では大きな交通の混乱が生じました。
複数のプレートが接し、多くの活断層が分布する日本では、いつ、どこで大きな地震が起きても不思議ではありません。大規模な地震は決してひとごとではなく、クルマの運転中に遭遇する可能性もあります。
運転中に強い揺れを受けると、強い横風にあおられたように車体が揺れ、ハンドルを取られることがあります。驚いて急ブレーキを踏んだり、急ハンドルを切ったりすれば、後続車に追突されたり、隣のクルマと接触したりする危険があるため、まずは慌てずに徐々に速度を落とすことが重要です。
警察庁は、大地震が発生した際には、できるだけ安全な方法で道路の左側へ停止するよう案内しています。JAFも、ハザードランプを点灯して周囲へ異変を知らせながら徐々に速度を落とし、道路の左側へ停止することを推奨しています。

渋滞中ならば無理に車線変更しない
これは高速道路でも一般道でも変わりません。ただし、渋滞中は周囲を車両に囲まれ、すぐに道路の左側へ寄せられないこともあります。その場合は、慌てて車線変更しようとせず、その場で徐々に速度を落とします。揺れが収まったら、周囲の車両や道路の状況を確かめ、安全に移動できる場合は道路の左側へ寄せます。
停止する場所を選べる状況であれば、高速道路では大きなのり面の下やトンネルの出入口付近を避けます。一般道では、ブロック塀や電柱、看板、ガラス張りの建物、崖の近くなど、倒壊や落下物、土砂災害のおそれがある場所から離れてください。
いったん停止した場所に危険があり、揺れが収まったあとに安全に移動できる場合は、交差点や横断歩道、消防署、病院の出入口などを避け、緊急車両や避難者の通行を妨げない場所へ移します。














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