安い中古車が欲しいけれど、いかにも型落ちに見えるクルマは避けたい……ならば、デビューから年月を経ても古さを感じさせないモデルを狙ってみては? しかも、100万円以下で買えるのなら最高! ここではデザイン、装備、走りが今なお色褪せない4モデルを紹介する。
文:FK/写真:スバル、ホンダ、マツダ、CarsWp.com
【画像ギャラリー】型落ちだって気づかれない中古車がイイ!!(12枚)画像ギャラリースバルの初代レヴォーグは日本の交通環境に合わせたパッケージングも秀逸!
スバルが長年培ってきた安心で楽しいクルマづくりのノウハウと最新技術を注ぎ込んだ新世代スポーツツアラーとして2014年6月に発売された初代レヴォーグ。
初代モデルは、現行の2代目に比べると全長が65㎜短く、全幅も15㎜狭いが、むしろ日本の交通環境に合わせたボディサイズとツーリングカーとしてのユーティリティの両立が大きな魅力ともいえる。
エクステリアも後方へ絞り込まれるように流れる塊感のある造形や走りへの期待感を高めるスポーティでダイナミックな前傾デザインが特徴の2代目に比べると初代はややおとなしい印象だが、ルーフ後端を低く抑えた流麗でスタイリッシュなデザインは今見ても秀逸。
エンジンには、1.6リッターと2.0リッターの2種類の直噴ターボ“DIT”を設定。1.6リッターは、軽快な走りと17.4km/L(JC08モード)の優れた燃費性能を両立していた。
一方、高い動力性能を誇る2.0リッターは、スポーツリニアトロニックとの組み合わせにより、ダイレクト感のあるスポーティで楽しい走りを実現していた。
また、初代レヴォーグで大きなトピックとなったのは、より広角かつ遠方まで捕捉し、カラー認識をも実現した先進安全機能を大幅に進化させたEyeSight(ver.3)の搭載だ。
操舵支援機能であるアクティブレーンキープをはじめ、AT誤後進抑制、ブレーキランプ認識制御などの新機能、プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールの性能向上によって、当時の最先端をゆく予防安全技術も導入されているのだ。
人気モデルゆえに現在の中古車市場ではタマ数が多く、価格も大幅改良(2017年7月)以前のモデルを中心に100万円以下の個体が豊富に揃っている。
MAZDA2が欲しいなら見た目も形も大差がないデミオだってイイんじゃない?
世界各国で異なる車名が採用されていたモデルをグローバルで統一するマツダブランドの鮮明化を目的に、2019年7月にMAZDA2への車名変更が行われたデミオ。
デミオという車名を採用した最終モデルとなった4代目は、マツダの新世代技術であるSKYACTIV技術と新デザインテーマの魂動を全面採用した新世代商品の第4弾となるコンパクトカーとして2014年9月にデビューした。
マーケットボリュームが大きいコンパクトカークラスのモデルということもあって、デミオは予約販売開始後から約1.5カ月で1万9233台という累計受注台数を記録。
そんなデミオの魅力は、初代CX-5以降の新世代商品において一貫して培ってきた新しいマツダの技術やデザインの考え方のすべてがコンパクトなボディに凝縮されていたこと。
“クラス概念を打ち破る新世代コンパクト”という志のもと、理想的なドライビングポジションやペダル配置、安全性を優先したヒューマン・マシン・インターフェイス、質感の高い内外装などを採用。
さらに、1.5リッタークリーンディーゼルのAT車では、2.5リッターガソリンエンジン車並みの最大トルクと優れた燃費性能を両立した。3代目に比べ、あらゆる領域で商品力を大きく向上させていたのだ。
また、国内では2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーや2014年度グッドデザイン賞のグッドデザイン金賞を、ドイツではもっとも権威のある自動車賞のひとつであるゴールデンステアリングホイール賞を受賞するなど評価も高かったデミオ。
現行のMAZDA2ではバンパー&グリルのデザイン変更、ルーフフィルムなどの多彩なカラーコーディネーション設定などが行われて見た目が進化しているが、クラス最大径のタイヤを極限までボディの四隅に配置したショートオーバーハング&ワイドトレッドの力強いスタンスはデミオでも健在なだけに、“年齢不詳”の1台といえるのではないだろうか。
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