残クレの残価設定にも交渉の余地が生まれつつある
ローンの組み方も見直しの対象だ。残価設定ローンにおいては、ディーラー側が保証残価を市場相場より強気に設定する「攻めの残価設定」を打ち出すケースも見られるようになった。これは月々の支払いをさらに軽くする狙いがある一方、ディーラー自身が数年後の再販価格に対して強い自信を持っていることの裏返しでもある。特に中古車市場での価値が安定しやすい人気車種であれば、こうした攻めの残価設定を交渉材料として活用できる余地がある。
値引きという分かりやすい武器が使えなくなった令和の商談において、下取り価格・グレード選び・残価設定という複数の切り口を組み合わせることが、賢い新車購入の鍵になっているのだ。腹を割って営業マンと話せば、下取り価格の引き上げや条件面での調整は決して難しい話ではないだろう。自分の愛車の価値と、狙うべきグレードの価格動向をしっかり把握したうえで、令和ならではの多面的な交渉に臨んでほしい。
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