スイフトスポーツがなくなっても……スズキにはスイフトの5速MT車がある!
2004年の発売以来、世界各国でカー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞するなどグローバルモデルとしてスズキの屋台骨を支えるスイフト。
2025年7月には世界累計販売1000万台を達成したスイフトの現行モデルはガソリンエンジン車のXGグレード、マイルドハイブリッド車のHYBRID MZとHYBRID MXの3グレードを展開しているが、そのうち、HYBRID MXの2WDモデルにのみ5速MT車が設定されている。
スイフトが搭載する1.2リッターエンジンは効率化による高い燃費性能を実現しただけでなく、低速から滑らかに上昇するトルク特性による街乗り走行での軽快感を実現して燃費性能と走行性能の両立。
また、発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)によって減速時のエネルギーを利用して発電し、専用バッテリーに充電するマイルドハイブリッドはその電力を活かしてエンジンをモーターでアシストすることでガソリン消費を抑えているが、そんなスイフトのマイルドハイブリッド車に国内のスズキ車では初の5速MT車を設定。
ギアの抵抗を減らして燃費性能を向上させ、軽快に決まるシフトフィーリングを実現したスイフトの5速MT車。他にも、低振動で静粛性が高められていることやクラッチを踏まないとエンジンがかからないエンジンクラッチスタートシステムの採用も特徴といえる。
高い操縦安定性と快適な乗り心地を両立するサスペンションや、ハンドルを切り返す際の軽やかさやコーナーを曲がった後のスムーズなハンドル戻りを実現した電動パワーステアリングも軽快な走りを提供してくれる。
トヨタ・ヤリスの6速MT車は軽い車体と1.5リッターエンジンとの組み合わせが◎
2020年2月の発売から1カ月経過時点で月販目標(7800台)の約5倍となる約3万7000台の受注を獲得したヤリス。
その後も好調なセールスを記録し続けており、日本自動車販売協会連合会が公表している乗用車ブランド通称名別順位では24カ月連続で1位を獲得し続けている(2026年8月までの集計)。
その魅力はコストパフォーマンスの高さはもとより、実は走りの良さにあるといっても過言ではないが、それに貢献しているのが軽快なハンドリングと上質な乗り心地を両立したコンパクトカー向けのTNGAプラットフォーム(GA-B)。
軽量・高剛性かつ低重心の新開発ボディがヤリスの良さをいっそう引き立てている。
また、ヤリスは豊富なシリーズラインナップも魅力のひとつでエンジンと駆動方式はそれぞれ3種類展開、トランスミッションも4種類と多岐にわたるが、今回のテーマである6速MTは1.5リッターガソリンエンジンを搭載する2WD車の「X」「G」「Z」に設定されている。
6速MT車のポイントといえるのは最高出力が69psと少々非力な1.0リッターモデルではなく、TNGAの思想に基づいた新開発(当時)の1.5リッターダイナミックフォースエンジンと組み合わせられたこと。
このエンジンはロングストローク化やバルブ挟角の拡大といった高速燃焼技術によって19.1km/Lの燃料消費率(WLTCモード)と120psの最高出力を両立するとともに、コンパクト化&軽量化も実現することで軽快な走りの楽しさを提供してくれるのだ。
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