あ~やっちゃった! 真冬に絶対してはいけない「うっかり処置 あぶない運転」


寒冷地に出かける前の準備も重要だ


■ウインドウウオッシャー液は不凍タイプを使う

ウインドウウオッシャー液は不凍タイプを選ぼう

 ウインタースポーツを楽しむなど、クルマで寒冷地へ出掛けるのであれば、準備は十分に済ませたい。前述の解氷スプレーは何かと役に立つ。ドアのウェザーストリップに塗って、凍り付くことを防止することにも使える。

 ウインドウォッシャー液は不凍タイプや、氷点を確認して濃度を調整しておくこと。それとタイヤチェーンも用意しておきたい。

 スタッドレスタイヤは、雪道を走るための基本装備で、さらに積雪や凍結がひどくなると高速道路ではチェーン規制が敷かれることもある。そうなるとスタッドレスタイヤだけでは通過できなくなるのだ。

 峠道などはチェーン脱着場が用意されているところもある。まだ十分に走破できそうだからと、そこでチェーンを装着せずに通過してしまうと、その先は勾配や路面状態が悪くて立ち往生してしまうドライバーも出現する。

 それが原因で渋滞などが発生してしまうと目も当てられない事態になる。そんな状態でチェーンを装着するのも危険なので、チェーン脱着場があればその先の降雪状況などを調べて、なるべく脱着場でチェーンを装着するようにしよう。


■軽油は寒冷地のものを入れるべし

首都圏で給油した軽油を入れたまま、積雪地方に行くと凍ってしまう

 またディーゼル車は、首都圏以西で給油した軽油を入れたまま、寒冷地に到着してしまうと、軽油のワックス分が凝固して凍り、燃料系が詰まってしまうこともある。

 途中のガソリンスタンドで寒冷地用の軽油を足して、流動点を下げるようにすることが大事だ。

 元売り会社や高速道路のHPなどで調べれば、どこのスタンドでどんな軽油を扱っているか、わかるので3号軽油(流動点がマイナス20℃以上)を半分以上入れて目的地に到着するようにしたい。


■冬場に多いバッテリー上がりを防止

 首都圏ではまったく問題なく始動できていたバッテリーも、寒冷地の早朝に電圧降下で始動不能になることもある。2年以上バッテリーをそのまま使い続けているなら、出掛ける前にバッテリーの能力チェックをしてもらうなど、確認しておくことも大事だ。


■スタッドレスタイヤを総点検

プラットフォームと呼ばれる残り溝が50%になった際にトレッド表面に現れるサインが出るまでは冬用タイヤとして使い、50%以下となったらそのまま夏まで使用して使い切って廃棄するのが、スタッドレスタイヤの正しい使い方

 スタッドレスタイヤも3年も経つと、保管状態や摩耗、硬化などの劣化により氷雪性能が低下していく。トレッド表面のサイプ(細かい溝)の状態などを目視して、摩耗の程度と細かいヒビ割れなどがないか、ゴムが硬化して柔軟性を失っていないか確認しよう。

 最新のスタッドレスタイヤは4年経過後も9割程度のグリップ性能を保持しているものもあるが、これも使用状況や保管状態によっても左右する。タイヤ専門店ではゴム硬度計などを使って、劣化具合を測定してくれるところもあるので、シーズン前に相談してみるといいだろう。

【画像ギャラリー】寒冷地に向かう前に確認しておきたいチェックポイント