販売不振、生産終了… 数奇な運命を辿った「サブネーム」のクルマたち23選


■かなりの少数派だが…「成功例」もあり!

 ここまで書いてきたようにサブネームが付いた日本車の成功例はあまりないのだが、数少ない成功例が現行のD:5を含めたデリカである。

 2代目以降、「悪路も走れるミニバン」というコンセプトを一貫してきたデリカは2代目モデルと3代目モデルにスターワゴン、フロントエンジンとなった4代目モデルにスペースギアのサブネームが付き、2007年登場の現行型5代目モデルは5代目ということもありD:5のサブネームを持つ。

三菱デリカD:5…デリカ→デリカスターワゴン→デリカスペースギア→デリカD:5とサブネームが変遷しているが、最大の成功作がD:5。変わらぬコンセプトでユーザーを魅了している孤高の存在

 デリカの成功を見ているとサブネームよりコンセプトの一貫性の重要さがよくわかる。


【番外コラム】派生車がサブネームで独立

 サブネームは派生車に付くことが多いため、2代目で独立するケースがほとんどだ。

 しかしサブネームが付いて最も早く独立したのはパブリカの派生車、パブリカスターレットで、たった半年でスターレットとして独立。スピード離婚のようだ。

トヨタ スターレットはわずか半年でパブリカの名を捨てることに

 セレナとエルグランドもそれぞれ初代モデルのバネットセレナ、キャラバン&ホーミーエルグランドから2年後のマイナーチェンジで独立した。

日産 エルグランドはマイナーチェンジでキャラバン/ホーミーから独立

 意外なのがコロナマークIIのサブネームで始まったマークIIだ。

 代を重ねコロナの車名は目立たなくなってはいたのだが、正式にコロナの車名がなくなりマークIIとして独立したのはマークII現象で知られる1984年登場の5代目モデルだったというのは意外だ。

正式に「トヨタマークII」になったのはデビューから16年後!
その他派生車から独立した主要車種一覧

【画像ギャラリー】フェリオ、アクシオ、フォルティス…「サブネームのクルマたち」をギャラリーでチェック!

最新号

ベストカー最新号

あのシルビアが復活! 2022年はSCOOPも特集も深掘り! ベストカー2月10日号

2022年は国産新車が35車種も登場予定! 何が誕生するのか、どれが魅力的か? と知りたいアナタにお役立ち間違いなしの「ベストカー」2月10日号。シルビア復活のSCOOP企画もアツいです!

カタログ