BMWジャパンは2021年1月末、オンライン発表会にて、BMW初のフル電動SUVのiX3、スペシャリティSUVのiX、4ドアクーペのi4という3台のEVを2021年に発売すると予告し、日本でも電動化戦略を強化していく姿勢を強く示した。
その一方で、2021年に発表した新型車第一弾は、エコカーとは対極にあるMハイパフォーマンスモデル、M3/M4であった。このギャップには、戸惑いを感じる人もいるかもしれないが、実にBMWらしさに溢れた前向きな戦略とも解釈できる。
クルマ好きにとってBMWは「駆け抜ける歓び」という企業スローガンの通り、走りを期待する人が多い。そこで、BMWが進めている電動化は今後、どんなものになるのか、迫ってみたい。
文/大音安弘、写真/BMW
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