夜間の眩しい対向車のライトは夜用サングラスで解決!

自動車メーカーにこの先改善を望みたいこと

 自車のヘッドライトは明るいほうが安全だし、より広い範囲を照らしてくれた方が、危険に早く気付く可能性は高い。しかし、同時にそれは周囲に強い光をまき散らすことになり、他のドライバーを幻惑する危険性も高いことは、ドライバーとして知っておくべきだろう。

 自動車メーカーは、基本的にドライバーの安全を優先しているが、それでも最近はAHLによって対向車のドライバーを幻惑から守ろうという意思は感じられる。しかし前述の通り、その効力はまだ限定的だ。

 例えばフロントウインドウに偏光フィルターを組み込むなど、眩しさを低減する工夫が必要なのではないだろうか。

 単に偏光フィルターを組み込んでしまうと、偏光レンズのサングラスと干渉して見えにくくなってしまうから、そのあたりも含めて夜間の視界をどう確保するかガラスメーカー、中間膜を供給するフィルムメーカーなどと研究開発してほしいものだ。

 ヘッドアップディスプレイが普及して、ドライバーの視界をより有効に活用するようになってきた現在、より視界をクリアにして安全性を高める工夫は、自動運転技術を進めることと同じくらい重要なことなのだから。

【画像ギャラリー】カールツァイスのドライビング用レンズ その威力を知る!!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

SCOOP総集編やZ NISMOなどのゼロヨンテストで、夏い暑も吹っ飛ばせ(!?) これを読めばクルマ界の将来丸わかり!「ベストカー9月26日号」

SCOOP総集編やZ NISMOなどのゼロヨンテストで、夏い暑も吹っ飛ばせ(!?) これを読めばクルマ界の将来丸わかり!「ベストカー9月26日号」

暑さ吹っ飛ばす灼熱ゼロヨンテスト、敢行! 総勢55台が集まるSCOOP情報の総集編も堂々完成! 読んでるコチラも胸が熱くなる特集でお届け!