【ハリアー VS レクサス…】似たもの同士試乗対決!! 印象は違うのか? 


■【似たもの対決・3】 同じプラットフォーム&同じ2LターボのSUV2車、乗り味は違うのか? 【トヨタ・ハリアー 2Lターボ vs レクサス・NX300】

ハリアー(上)とNX 300(下)
ハリアー(上)とNX 300(下)

 ハリアーのターボとレクサスNX300は、ひと言で喩えるなら「ラグジュアリー志向のハリアーとスポーティ志向のNX」といった位置関係。デザインとシャシーの味付けによって異なるキャラクターをうまく作りわけている。

 パッと見で印象的なのは、柔らかなラインで構成されたハリアーと直線的でシャープなNXのスタイリングの対比だ。

 インテリアの感触をふくめて、ハリアーは居心地のいいリビング感覚だが、NXはスポーティ色が強め。特に、足回りの味付けがそのキャラクターを反映しているように感じる。

 いちばん異なるのは、たぶんハンドリング。NXのほうが操舵に対する反応がシャープで、ロールも抑制気味だし接地感もフラット。飛ばし屋さんにはコッチがお薦めだ。

 ただ、日常の足としては、ハリアーのほうがウェルバランス。特に、低速の市街地走行では、当たりのソフトな乗り心地が好ましい。

 エンジンはともに8AR-FTS型2Lターボで、カタログ馬力はNXのほうが7ps大きいものの、6ATも含めて基本同じ。

 フラットトルクでどこからでも力強く反応する35.7kgmのトルクは強力で、このセグメントのSとしてはもっともパワフルな部類。ここは両者まったく差がないといっていい。

 個人的には、コスパもふくめてハリアー推しですね。

(鈴木直也)

【違いはある?】ラグジュアリーとスポーティで、キャラ分けしている

◎ハリアー(エレガンス・2WD)
全長4725×全幅1835×全高1690mm、ホイールベース2660mm、車重1660kg、2L 直4ターボ、231ps/35.7kgm、JC08モード燃費13.0km/L
価格:338万400〜457万4880円

NX300(標準2WD)
全長4640×全幅1845×全高1645mm、ホイールベース2660mm、車重1710kg、2L 直4ターボ、238ps/35.7kgm、JC08モード燃費13.0km/L
価格:440万〜532万円

■【似たもの対決・4】 2タイプあるスズキのハイブリッド。マイルドとストロングでは走りは違う? 【スズキ・スイフト マイルドハイブリッド vs スズキ・スイフト ハイブリッド】

スイフト マイルドハイブリッド(上)とスイフト ハイブリッド(下)
スイフト マイルドハイブリッド(上)とスイフト ハイブリッド(下)

 標準スイフトのマイルドハイブリッドは、インテグレーテッド・スターター・ジェネレータ(ISG)といって、ベルト駆動の発電機(オルタネータ)をモーターとしても活用するタイプ。

 もっとも簡易型だから、モーター出力も2kW程度。乗った印象は「アイドルストップからの復帰が滑らか」というくらいで、いわゆるハイブリッドっぽさはほとんどない。

 いっぽうのストロングハイブリッドは、そもそもベースがシングルクラッチの5速AMT(スズキでの名称はAGS)で、そこに10kWのモーターを追加している。電池容量は100V/4.4Ah(0.44‌kW/h)とミニマムだが、それでも1〜2kmほどのEV走行は可能だ。

 それゆえこの両車、走りはぜんぜん異なる。マイルドハイブリッドはごく普通だが、ストロングハイブリッドはスムーズなモーターアシスト発進から、MT的にギアシフトしてスピードに乗せてゆく感覚。そしてアクセルオフ時のエネルギー回生などかなり独特。万人向けじゃないけど、ぼくはコッチが大好きです。

(鈴木直也)

【違いはある?】マイルドタイプはハイブリッドらしさがほとんどない!

◎スイフト ハイブリッドML(マイルドハイブリッド)
全長3840×全幅1695×全高1500mm、車重900kg、1.2L 直4+モーター、91ps/12.0kgm、JC08モード燃費27.4km/L
価格:162万5400〜184万5720円

スイフト ハイブリッドSL(ハイブリッド)
全長3840×全幅1695×全高1500mm、車重960kg、1.2L 直4+モーター、91ps/12.0kgm、JC08モード燃費32.0km/L
価格:166万8600〜194万9400円

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