【ハリアー VS レクサス…】似たもの同士試乗対決!! 印象は違うのか? 


■【似たもの対決・7】 コンパクトベースのニスモチューン2車。走りはどこが違うのか? 【日産・マーチNISMO vs 日産・ノートNISMO】

マーチNISMO(上)とノートNISMO(下)
マーチNISMO(上)とノートNISMO(下)

 基本的にはボディの完成度とエンジンの差がハッキリ出ており、まったく違うクルマと言っていい。マーチの場合、そもそもタイで生産されるボディの剛性感や、仕上がりに課題を抱えてしまっている。

 そいつにスポーティなサスペンションを組み付けたモンだから、一段と厳しい乗り味。3気筒の1.2Lエンジンのパワーは足として使う最小限であり、ニスモというブランドを付けて満足するようなレベルにほど遠い。クルマにまったく詳しくないけどニスモ好きの人にすすめておく。

 ノートはベースとなるモデルの完成度が明らかに高い。マーチで痛いほど感じる安っぽさ感なし。そのうえ、最小限のボディ補強パーツを加えているため、高い減衰力持たせたダンパーでもあまりドタバタしない。

 マーチニスモだと辛抱たまらない私ながら、ノートニスモなら我慢できるレベル。さらにエンジンもニスモでプログラムされたコンピューターが付く1.2Lスーパーチャージャー。それなりの動力性能を持つ。乗り比べたら迷わないです。

(国沢光宏)

【違いはある?】車の作りもエンジンもまったく違う!

◎マーチNISMO
全長3870×全幅1690×全高1500mm、ホイールベース2450mm、車重980kg、1.2L 直3、79ps/10.8kgm
価格:160万3800円

ノートNISMO
全長4165×全幅1695×全高1535mm、ホイールベース2600mm、車重1110kg、1.2L 直3スーパーチャージャー、98ps/14.5kgm
価格:210万600円



【プラスONE】 
OEMだから同じクルマ。でも装備が違う車種もある

スバルジャスティなどのOEM車があるダイハツトール(左)デイズとは共同開発車だが、eKワゴンは標準車もターボがある(右)
スバルジャスティなどのOEM車があるダイハツトール(左)デイズとは共同開発車だが、eKワゴンは標準車もターボがある(右)

 OEM車の装備や価格は、供給を受ける(購入する)側が決める。スバルジャスティの場合、安価なグレードはベース車のダイハツトールと同額だが、上級は異なる。

 ジャスティカスタムRSスマートアシストは、トールカスタムGターボSAIIよりも10万5840円高い。その代わりジャスティには、トールでオプションとしているパノラマモニターやイルミネーションパックなどを標準装着する。トールにジャスティと同等の装備を加えるとほぼ同額だ。

 また三菱eKワゴンは標準ボディでもターボを選べるが、日産デイズには設定がなくハイウェイスターのみになる。ただしデイズはターボの装着に伴う価格上昇をわずか1万800円に抑えた。

(渡辺陽一郎)