昔は楽しかった!? 1990年代からハンドリングは進化したのか?

■運転スキルが上がればさらに楽しく!

シビック タイプR。FF車でありながらパワーを持て余すことなく走れるのはシャシー性能が格段に進化しているからだ
シビック タイプR。FF車でありながらパワーを持て余すことなく走れるのはシャシー性能が格段に進化しているからだ

 では今のクルマは面白くないのかと言ったら、決してそんなことはありません。マニアの人であっても車種によってはしびれるくらいの楽しさを感じることはあるのです。

 操縦フィールについていえば、今のほうが格段に洗練されています。ボディ剛性が上がり、運転操作に対する応答の正確度が格段に高くなっているので、例えば微小舵領域の繊細なステアフィールは街中で走らせていても心地いいし、超高速で走ると圧倒的な安定感や安心感として感じ取ることができます。

 クルマ自体の懐が深くなった分、ラフな運転でも受け止めてくれるので一見すると退屈と思われるかもしれませんが、精度の高い操作を行うとクルマも精度の高い応答を見せてくれます。

 特にスポーツカー、スポーティカーではクルマとの一体感を楽しむことができると思います。ビギナーからベテランまで誰でも運転できてしまう今のクルマですが、運転スキルが上がるほどに奥行きや深さが見えてくるのです。

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