メルセデスベンツは3月3日に、ドイツのベルリン工場を電動化の拠点に改修すると発表。この工場ではディーゼルターボなどを組み立てていたのを終了し、将来のコンパクトな「メルセデスEQ」のEV向け部品の生産を行うという。
ここにきて自動車界は、世界的なEVシフトへの流れがより一層強まっているが、世界初の内燃機関自動車を開発したベンツまでも内燃エンジンを作ることを、このままやめてしまうということなのか?
ベンツはこれまで培ってきた内燃機関の技術をすべて捨ててEVメーカーに変わろうとしているのか? ドイツからこのままエンジン車がなくなるのか? その真意について、モータージャーナリストの鈴木直也氏が解説する。
文/鈴木直也 写真/メルセデス・ベンツ、トヨタ自動車
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