人気も堅調で、実力充分。それなのになぜ廃止された? 消えた実力車が生き残れなかった「分水嶺」は?
最近は以前に比べると国内新車販売が低迷している。1990年には778万台が販売されたが、2020年は約460万台であった。コロナ禍の影響を受ける前の2019年は、消費税の導入があったとはいえ520万台だ。最盛期に比べると、国内販売は70%以下に低下した。
また近年ではSUVの車種数が増えている。メーカーでは電動化や自動運転に関する投資も急増しており、国内向けの新車開発を絞るようになった。
そこで生産を終える車種も増えたが、廃止するのが惜しいクルマも少なくない。その事情を考えたい。
文/渡辺陽一郎 写真/MITSUBISHI、TOYOTA、NISSAN、HONDA
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