マニアは唸るベンツの名作⁉︎ ディーゼルハイブリッドのS300hは中古市場で狙い目になる

■ついにその日がやってきた!

まだ待つか、今行くか、悩みどころだ
まだ待つか、今行くか、悩みどころだ

 ついにその日がやってきた! 中古車サイトを検索すると、ついに1台だけ、300万円を切るS300hが現れた!

 それは「S300hロングショーファーパッケージ」で、2016年式。走行距離は、なんと45.5万キロ! ウヒ~~~~~~!

 さすがにそんな個体は買えないよ……と短絡的に考えてはいけない。S300hというクルマは、50万キロ近く走れるという生き証人なのだから。100万キロオーバーのメルセデスが表彰されたという話をよく聞くが、わずか5年で45万キロとは恐れ入りました!

 恐らく万全のメンテナンスを受けて来たんだろうし、カーマニア的には、そういう個体を手に入れてみたい気持ちも沸くが、現実的にはもうちょっと走行距離が短いほうがいいですかね……。

 残念ながら300万円切りは、まだその1台だけだが、300万円台には、執筆時点で13台がヒットした。

 たとえば2015年式、走行5.6万キロで366万円のS300hエクスクルーシブは、堂々たる正規ディーラー扱いの中古車だ。

 S300hエクスクルーシブの新車価格は1270万円だった。それが6年で366万円まで下がっている。ベンツやBMWのセダンは3年ごとに価格が半分になっていくと言われるが、おおむねそれに近い下落ぶりである。

 ただ、ここからの下落速度はかなり遅くなる。これくらいの走行距離の個体が300万円を切ってくるには、あと2年は待つ必要がありそうだ。あと2年待つか、今すぐ飛びつくか。悩ましい。

 ちなみにだが、同じく先代Sクラスにあったガソリンハイブリッドモデル「S400ハイブリッド エクスクルーシブ」は、新車価格1270万円。

 つまりS300hと同じで、現在の相場もほぼ同じ。新車当時は不人気で売れ行き不振だったS300hながら、中古車市場での人気は、ほぼ追いついたわけですね。やっぱり航続距離はロマンだ!

【画像ギャラリー】ディーゼルはうるさい? それを上回る魅力のベンツSクラス「S300h」

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