通常、使用限界がきたらタイヤは4本とも全部まとめて交換したほうがいいもの。
しかし、駆動輪の2本がすごく減ってしまったとか、使用限界まで半分とか中途半端なタイミングで釘を踏んでパンクしてしまったとか、何かしらイレギュラーな状況でタイヤ交換の必要が起こり、「4本とも交換するのはもったいないなぁ」なんてケースも意外とあるもの。
こんな場合、2本だけとか1本だけ交換するというのはOKなのか?
特に最近はタイヤの大きいSUVや、ベーシッククラスでも扁平率が低くてホイールサイズの大きい車種が多く、こういったクルマのタイヤは価格が高いということもあって、できれば費用を抑えたいという人も少なくないはず。
それでもタイヤは4本全部を交換したほうがいいのか? 2本交換にはどんな弊害があるのか? タイヤメーカーへの取材経験も豊富なモータージャーナリストの斎藤 聡氏が解説します。
文/斎藤 聡 写真/standret@AdobeStock、ベストカー編集部
【画像ギャラリー】クルマの駆動方式に応じたタイヤの摩耗特性を知る
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