最近のクルマは、内装にピアノブラックフィニッシャーが使われることが増えてきた。
ピアノブラックとは、読んで字のごとく「ピアノのようなブラック」のこと。見た目がゴージャスでおしゃれであることから「悪くない」と考えている方もおおいだろう(筆者もそう思う)。
クルマだけでなく、ゲーム機本体のボディやパソコンの筐体、冷蔵庫のドア、炊飯ジャーのボディにまで使われるようになったピアノブラック。なぜ、ピアノブラックは急増しているのか、またメリットやデメリットについても触れていく。
文/吉川賢一 写真/編集部、NISSAN、TOYOTA
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コメント
コメントの使い方ピアノブラックをインパネに初採用されたのは1979年デビューの910ブルーバードからです。
これは開発された方からお伺いしたお話ですが、やはり同じ高級感と省力化により当時試験的に導入したそうですが、やはり傷が目立つとの苦言がユーザー経由で販売店にかなり寄せられたことで、マイナーチェンジのときに塗装に変更されたようです。約40年の時を経て現代では好評になるとは夢にも思いませんでした。