ご存じのとおり、クルマのフロントグリルは、エンジンを冷やすための「風穴」。フロントグリルから空気を取り入れることで、ラジエーターへ風を導き、この風によって、エンジンの熱で温まった冷却水を冷やしている。内燃機関を持つクルマとっては、大切な装備だ。
しかし、モーター駆動であるBEV(=Battery Electric Vehicle=バッテリー動力のみで駆動するEV)の場合、エンジンを冷やす必要がない(というかエンジンがない)ため、フロントグリルは必要がない。
では、EV化が進むと、フロントグリルは消滅してしまうのだろうか。
文/吉川賢一 写真/TOYOTA、HONDA、MITSUBISHI
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