プリウスはなぜ販売日本一から陥落したのか? SUVに買い替えするケース増加??


■プリウスのお客はどこへいった?

写真のハリアーなど、今ではハイブリッド車はプリウス以外にも選べるようになっている

 スマッシュヒットとなった30系プリウスも、前期モデル登場から12年、後期モデルも登場から約10年が経過した。3代目プリウスは、そろそろ買い替えの時期を迎えている。

 30系プリウスユーザーの代替活動は進んでいるのか、販売店に話を聞いてみた。

 「若い30系プリウスのオーナーは、ハリアーやRAV4、そしてヤリスクロスやライズなど、SUVに買い替えるケースが多いです。プリウスからプリウスへの代替は少なくなりました」

 「また、30系プリウスのオーナーには高齢層も多く、現在のクルマを最後のクルマとして、免許を返納するという話も多く聞きます。あえてプリウスを選ばなくても、ハイブリッドの選択肢は多くありますし、耐久性の高いプリウスなので、代替は思ったようには進みません」

 もともと4チャネル取り扱いで、販売網の広さがあったプリウスだが、全車種併売によって、そのアドバンテージは崩れた。多くのユーザーに、ちょうどいいと思われていたプリウスも、選択肢が増えた今、魅力的に映らなくなってきているのだろう。

 プリウスがもう一度復権するためには、進化した新しいハイブリッド技術の搭載が必須となるだろう。ハイブリッドの先駆者である以上、この技術で他社はもちろん、トヨタのライバルにも負けられない。プリウスはハイブリッド技術の先頭を、常に走り続ける存在であることを期待されている。

 今もまだ多く走る、2代目・3代目のプリウスたち。このオーナーたちが振り向き、魅力に感じる5代目を、是非作り出してほしい。ハイブリッドの新たなステージを、新型プリウスが見せてくれることを期待したい。

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